１００グラム１万円！？味も香りも最高級 ～琉球紅茶の魅力～

１００グラムで一万円もする紅茶が沖縄にあるのをご存じだろうか。
株式会社沖縄ティーファクトリーが販売するその紅茶は有機・沖縄県産の茶葉１００％のこだわりの紅茶。代表の内田智子さん（４６）は、紅茶の本場スリランカで栽培からブレンドまで一連の技術を学んだ後、移住した沖縄で紅茶の栽培に適しているといわれる赤土に注目。「沖縄を高級紅茶の新しい産地にする！」と13年前から地元農家の協力で栽培をはじめたものの、栽培技術の未熟さから2000本の苗を枯らしてしまったり、せっかく育った木も台風で根こそぎダメになったり・・・。

試行錯誤を重ね2009年、ついに沖縄生まれの琉球紅茶が完成。東京・大手百貨店での限定販売で好評を得て以来、紅茶ファンの間でその名が広がっている。また紅茶王国イギリスでも、プロのティーテイスターに琉球紅茶を試飲してもらったところ「世界三大紅茶に劣らない！」とその品質の高さが認められた。

はたしてその紅茶はどんな香り、どんな味がするのか？沖縄で「高級」とランク付けされる紅茶が育つのにはどんな秘密があるのか・・・。
琉球紅茶の魅力と世界の市場を目指す内田さんの挑戦を追う！