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環境都市の力を結集! 自然に優しいミラクルな消火剤

石けんで知られる北九州市若松区の「シャボン玉石けん」が、北九州市消防局、北九州市立大学と共同で開発したのが、石けんから出来た消火剤「ミラクルフォーム」だ。

きっかけは阪神淡路大震災。少しの水で、大規模な火災を効果的に消火する消火剤の重要性が見直された。当時国内で流通していた海外の消火剤は、石油由来の合成界面活性剤を使用。火は消えるが分解しづらく、環境への影響も懸念された。

シャボン玉石けんと北九州市立大学は800種類以上の試作品を作り、環境に優しい消火剤の開発に挑んだ。7年の歳月をかけて完成した消火剤は、少ない水量で火を消し、環境にも優しい。世界に類をみない、人にも自然にも優しい石けん消火剤「ミラクルフォーム」が誕生した。番組ではこの誕生秘話に迫る。
誕生した石けん消火剤は、世界で起きている大規模山林火事や泥炭火災にも対応すべく、今なお進化を続けている。

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