中島理恵のさわやか信州リポート

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おやきとからしいなり ~ 松本市

おやきとからしいなり ~ 松本市

長野県の郷土食のひとつ「おやき」。もともとは長野県の北部3分の1エリアの食文化で、のちに中ほど3分の1くらいにも広がったようです。今や全県に…と言いたいところですが南のほうは五平餅というのが圧倒的に優勢です。
JR松本駅の西口にある「おやき高峯」に伺いました。ここは昭和21(1946)年から営業していて、おやき専門店になって約50年。三代目のおかみさん・吉江弘美さんが、代々の高峯ファンの気持ちを裏切らず、なおかつ、よりおいしく…と手間ひまかけて提供なさってます。

高峯のおやき生地は蒸かし系。もっちりした食感で、ふっくらしっとりしています。ちょっとベーグルを思わせるようなもっちり感。でもベーグルよりじんわりソフト。むうう、おいしい…。この生地は小麦粉をオリジナルでブレンドして作るんだそう。「代々『かわがおいしい』というお客さんがいるので、味は変えずにブレンドしてます」と、おかみさん。具無しのおやきの生地だけ商品になってるくらいです(笑)。

具材も手作りで、現在11種類。昔からの、野沢菜、粒あん(半日かけて店で炊く)、切り干し大根、ナス、かぼちゃ、キャベツ(刻んだキャベツとしいたけを信州味噌で和える)、冬限定のおからに夏限定のずんだ。

さらに、「今までの味を残しつつ若い人にも喜んでもらえるメニューを…」というのも展開なさってます。炒めたネギの中にカマンベールチーズが入っている『ネギチーズ』、塩とシナモンが効いた『塩バターりんご』、駅前の居酒屋とコラボレーションした『そばやのカレー』など。最近、若者には『あんバター』が大人気だそうです。高峯のおやき、お取り寄せもできます。

 

そして、「高峯」にはもうひとつ、松本の郷土食が…。それは「からしいなり」。これ、おいなりさんのアゲをひっくり返したビジュアルなんです。いつもは内側になってるざらざら面が外側ってこと。「ふつうのおいなりさんと同じように味付けたアゲをひっくり返して、その中にからしを塗ってそこにご飯を入れます」と、おかみさん。実はお店に出し始めたのは最近で、観光客からの問い合わせが多かったからだと言います。「調べたら、松本のソウルフードだっていうので…。知らなかったんです。全国どこでもあるものだと、最近まで思ってました。スーパーにも普通のおいなりさんとからしいなり、両方売ってるし」と、笑うおかみさん。いえ。珍しいと思います(キッパリ!)。実は、松本で初めて辛子稲荷を食して以来、その虜になり、帰りに必ずスーパー等でからしいなりを購入して帰る中島でした。「高峯」のからしいなりは、切り干し大根・白ゴマ・野沢菜がONされた良ビジュアル。3個セットの真ん中だけ普通のおいなりさんです。めちゃめちゃおいしいからしいなりですよ~。

なお、時々、妖精の「あんころハッピー」ちゃんが、お店のPRのため店頭を舞ってます。いろいろコスチュームがあるようですので、お楽しみに~(笑)。

□ おやき高峯 →
https://oyaki-takamine.com/
□ 新まつもと物語 →
https://visitmatsumoto.com/
□ 長野県公式観光サイト →
https://www.go-nagano.net/
□ 信州まつもと空港地元利用 →
https://www.matsumoto-trip.com/airport-arrival/

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