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踊る披露宴は沖縄の宝!

300人…時には500人もの招待客を呼ぶ沖縄の披露宴。これが平均的な規模である。この巨大な披露宴で行われる演出の中心は踊り。最初に乾杯の後に登場するのが祝いの席に欠かせない琉球舞踊の「かぎやで風」。そして新郎新婦の友人らによるいわゆる余興の踊りに親せきの子どもたちが踊ることも多い。また沖縄の夏の風物詩エイサーの太鼓の音が会場に鳴り響くなどまさに沖縄は踊る披露宴なのだ。

沖縄市出身の新郎、比嘉有貴さん(33歳)と愛知県出身の新婦、清水千嘉子さん(28歳)の披露宴にはおよそ300人が招待され、その内40人は千嘉子さんの家族友人が本土から出席した。次から次へと舞台で始まる舞の数々。さらにインパクトある新郎新婦の入場方法…。ひとつひとつが派手な演出の披露宴に新婦の招待客は驚きの連続だ。そんな沖縄の披露宴のクライマックスは会場がひとつになる…やはり踊りだった。
<取材先データ>
会社:NBC日本ブライダルセンター
担当者:中村 浩二(営業部マネージャー)
住所:沖縄県沖縄市胡屋6-12-1
電話:098-933-0808(代)
その他の情報
披露宴料金 200名 1,975,000円~

取材後記

もう何度も沖縄の披露宴に出席している私ですが、やはり何度見ても沖縄の披露宴は楽しい!
新郎新婦の友人たちの若い(!?)感性のぶつかりあいに時に微笑ましく、時に大笑いしてしまう。
その年に流行ったものを扱うため、過去にあった披露宴の話を仲間内でするとその時代時代が反映され、余興談義に花が咲く。
また沖縄の披露宴は、親せきの子どもたちも招待するため、よほどの乳飲み子でなければ家でお留守番ということは無い。
だから大人たちの舞いの妖艶(!?)に子どものうちから触れ、宴の一部始終を幼いうちから頭にインプットしているのだ。
こうして余興のDNAは受け継がれていく。
そして、しめのカチャーシーはみんなのもの。カチャーシー参加率は高齢になるほど高くなる。
普段は膝が痛い、踊れないという年寄りたちもカチャーシーになるといつの間にかちゃっかり踊っているから不思議です。

RBC 琉球放送 大嶺 明子

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