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森を守り育てる 山もっとモット

林業に関わる業界において、「造林作業の革命児」と呼ばれている機械が全国各地で活躍中だという。その名は「山もっとモット」。機械産業分野の独創的な製品を表彰する、2020年の機械工業デザイン賞も受賞した。

「山もっとモット」の活躍の場は伐採した後の森を再生するための造林の現場。これまで、造林の現場へ植林用の苗を運ぶには、伐採した木材の残り株や、生い茂る藪のため運搬機を使用することが出来なかったのだ。そのため、森林再生のための作業の足かせになっていた。そこで、山を守り育てるためにと、伐根の粉砕や、藪の除去、さらには植林用の苗の運搬までを1台で可能にした「山もっとモット」が誕生したのだ。

実は、造林の現場では全くと言っていいほど機械化が進んでいなかった中、ようやく、「山もっとモット」が開発され、山の再生に弾みがかかることが期待されている。

「もうからなかくても誰かがやらねば」。その理念のもと、開発したキャニコム社は、地球環境を救うため、新たな機械の開発に通り組む。
その現場に密着した。

取材先:キャニコム
住所:福岡県うきは市吉井町福益90-1
TEL:0943―75-2195
HP:http://www.canycom.jp/

 

取材後記

林業の就業者が減少し続けていることはわかっていたつもりだった。しかし、その要因となると、高齢化や海外の木材価格競争にあるのだろうと思っていたが、取材を通じて林業に関わる方々の話を聞くと、もっと大きな問題があることに気付かされた。それが、植林をした後の若い木を守り・成長させるために必要な下刈りと呼ばれる草刈り作業。林業従事者にとってかなりの負担になっているとのことなのだ。

確かに、草を刈るための刈り払い機という機械を持たせてもらうと、普段筋トレなどしていない私は担ぐだけで精一杯だった。これを持ちながら炎天下の真夏に、1日中作業するのはどれほどきついものか想像できるものだった。

キャニコムはそうした林業者の声を直に聞き、その負担を和らげる製品づくりを行った。私たちも、問題を抱えている分野のあらゆる現場の生の声を広く、直接聞くことの大切さを痛感するとともに、メディアの原点であることを改めて認識させられた。

(RKB毎日放送 / 鶴田 直久)

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