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ITで差をつけろ!究極のカーネーション

もうすぐ母の日。
母の日といえば赤いカーネーションを連想するが、実はカーネーションには数千もの種類が存在する。 また意外にも一年中花屋に並び、ブーケや仏花など様々なシーンで活躍する花なのだ。そのカーネーションを熱いこだわりをもって生産する花き業界注目の逸材が長崎県雲仙市にいる。 浜塚剛さん(30歳)だ。1500坪のハウスで年間60万本のカーネーションを生産し、「TSUYOSHI FLOWER」のブランド名で全国の市場に出荷する。
その品質は茎の太さ、花のボリューム、発色の良さなどどれをとっても日本トップクラスだ。

それを支えるのは徹底したIT管理。
ハウスに設置した計測機で温度や湿度、CO2濃度、日射量などを1分おきに計測。その数値を記録し“見える化”することで、水や肥料の量、ハウスを開閉するタイミングなど、これまでの農業では勘や経験を頼りだった作業を理論的に行えるようになったという。

浜塚さんは、まだ日本では誰も見たことがない新品種の栽培にも取り組む。 番組では「シークレットハウス」と呼ばれる新品種の栽培ハウスに潜入。3年後には花屋の店頭に並ぶと思われる新たなカーネーションが生み出される現場を取材した。
取材先
ブランド名:TSUYOSHI FLOWER(ツヨシ・フラワー)
担当者:浜塚剛さん
住所:長崎県雲仙市瑞穂町
電話:下記参照
HP:なし
その他:福岡市内の青山フラワーマーケット(4店舗)では、TSUYOSHI FLOWERの取り扱いあり。
番組で取材させていただいた博多阪急店は博多阪急1F
TEL:092-419-5382

その他お取り扱いについてのお問い合わせは、九州大田花き
TEL:092:513-0001

取材後記

この取材を始めてから度々、浜塚さんからカーネーションのおすそ分けをいただき自宅に飾っていました。 驚いたのは、ツヨシフラワーのウリのひとつ、“花持ちの良さ”です。いただいたカーネーションが、軽く半月以上も部屋を彩り続けてくれました。
花はいいですね。見ているだけで気持ちが華やぎます。
私自身、カーネーションは「母の日」のイメージが強く、ほかのシーズンはほとんど目にした記憶がありませんでした。

しかし今回の取材で、実は数千もの種類があり、一年中店頭に並んでいて、ブーケや仏花など様々なシーンで活躍する万能な花であることを知りました。 ぜひ皆さんも店頭でカーネーションを見つけたら色々な目的で使ってみてください。
浜塚さんはまだ30歳。新しい情報を敏感にとらえて取り入れるスピード感と勢いがあります。その一方で、お父様から引き継いだ「基本は人の手」「毎年が勉強」というしっかりとした考え方と、世界を見据える目をお持ちでした。

「カーネーションは一年一作。60が定年としたらあと30回しか経験できない。そう思うと人生短く感じます。」と語る浜塚さんに、思わず背筋が伸びる思いでした。

担当:NBC長崎放送 城代奈美

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