「2017かごしまの新特産品コンクール」工芸・生活用品部門で奨励賞を受賞した光沢のあるゴージャスなネックレス。材料は、魚のウロコだ。製作しているのは、フィリピン出身の下野 フェイ ダイリットさん(50)。子供の頃から手先が器用で、将来は宝石屋さんになるのが夢だった。
結婚を機に鹿児島県の甑島へやってきたフェイさんは、海の美しさに感動。港で捨てられている魚のウロコを見て、アクセサリーになるのではと考えた。それからおよそ1年。試行錯誤を繰り返し、オリジナルの加工方法を生み出した。色とりどりの花びらのようなウロコを使い、そのとき頭に浮かんできたアイデアを次々と形にしていく。
デザインの図面はなく、どの作品も一点物だ。昨年10月に「かごしまの新特産品コンクール」で奨励賞を受賞したのをきっかけに、本格的に販売活動を始めた。11月には、国内外から多くの宿泊客が訪れる「城山ホテル鹿児島」内の土産店で商談会が開かれ、販売が決まった。
観光客だけではない。甑島に住む地元の人たちも、新しい土産品ができたと喜んでいる。趣味で作り始めたアクセサリーが、島の魅力が詰まった特産品へと成長していく姿を追う。
結婚を機に鹿児島県の甑島へやってきたフェイさんは、海の美しさに感動。港で捨てられている魚のウロコを見て、アクセサリーになるのではと考えた。それからおよそ1年。試行錯誤を繰り返し、オリジナルの加工方法を生み出した。色とりどりの花びらのようなウロコを使い、そのとき頭に浮かんできたアイデアを次々と形にしていく。
デザインの図面はなく、どの作品も一点物だ。昨年10月に「かごしまの新特産品コンクール」で奨励賞を受賞したのをきっかけに、本格的に販売活動を始めた。11月には、国内外から多くの宿泊客が訪れる「城山ホテル鹿児島」内の土産店で商談会が開かれ、販売が決まった。
観光客だけではない。甑島に住む地元の人たちも、新しい土産品ができたと喜んでいる。趣味で作り始めたアクセサリーが、島の魅力が詰まった特産品へと成長していく姿を追う。
取材後記
魚のウロコとは思えない、透き通っていて綺麗なウロコアクセサリーを見たとき、どうやって作っているのか、どうして魚のウロコを使おうと思ったのか、とても興味がわきました。詳しい加工方法は企業秘密のため、番組ではあまりご紹介できませんでしたが、ウロコが割れないようにするための方法や臭みのとり方、色の付け方など全てフェイさん独自の加工方法で、完成するまでに何度も失敗したそう。
デザインの図面はなく、その時その時に頭に浮かんだアイディアを形にしていくので、どれも一点もの。そして、何より、いつも明るくてお茶目なフェイさんの人柄がとても魅力的で、楽しい気分で取材をしていました。
これからもっと多くの人に手にとってもらって、おしゃれを楽しみながら、甑島の自然の豊かさを感じてもらえたらなと思います。
デザインの図面はなく、その時その時に頭に浮かんだアイディアを形にしていくので、どれも一点もの。そして、何より、いつも明るくてお茶目なフェイさんの人柄がとても魅力的で、楽しい気分で取材をしていました。
これからもっと多くの人に手にとってもらって、おしゃれを楽しみながら、甑島の自然の豊かさを感じてもらえたらなと思います。
担当:MBC南日本放送 江藤智恵
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