進化する！　野菜のチカラ

北九州市小倉北区に45年続く髙上青果。2代目髙上実さん（５０）は、今までにない常識を覆す新野菜の開発を進めている。まるでピンポン玉のような「しいたけ」、種がない「ピーマン」など、子供から大人までもっと野菜に興味を持ってほしい、野菜嫌いの子供たちにも積極的に野菜を食べてもらいたいと、独自のアイデアでその魅力を発信している。

その髙上青果がいま注目しているのが、京都の種苗メーカーが開発した「機能性野菜」！従来の主要品種よりリコピンやカロテンなど機能性成分が高く、その鮮やかな色、強いうまみが特徴で、健康志向が高まる中、体づくりをサポートする野菜として注目されている。髙上青果ではその機能性野菜を全国の契約農家で生産、その中で得た知識を種苗メーカーにフィードバックして開発を後押ししている。その髙上さんに大阪の企業から熱いラブコールが！全国国立病院管理栄養士協議会が監修する新商品に髙上青果が作る野菜を採用したいとオファーがきたのだ。

進化する「野菜のチカラ」を伝えようと奮闘する青果店の2代目に密着した。

「種のないピーマン」！「ピンポン玉のような椎茸」！
どんな味？食感は？と、興味深い野菜たちに心を奪われ撮影を スタートさせました。
特に、「機能性野菜」の美しさ、機能性成分の高さには 驚くことばかりで、野菜のもつ強いチカラを改めて実感しました。健康に美容にと、ふだん何気なく食べている野菜。撮影を通じてその魅力　をもう1度見直すきっかけになりました。

今後は大手パンメーカーや飲食店とのｺﾗﾎﾞと、 とても楽しみな計画が着々と動いているようです。これからも、髙上青果から生まれる野菜たちに注目したいと思います。