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健脚の神様をまつるパワースポット!足立山妙見宮

テレビ
盛り上がりを見せる北京オリンピック! その中でも人気の競技がフィギュアスケートではないでしょうか。羽生選手の3連覇を祈るたくさんのファンが足しげく通う”健脚”の神様をまつるパワースポットをご紹介します。
和気清麻呂を祀る”健脚”の神様として親しまれている小倉北区の「足立山妙見宮」。 ”健脚”にちなんで絵馬とわらじを供えて願掛けをする「健脚祈願」の作法が伝統なのだそう。通常は、足や腰の悪い方やご家族がその回復を願ったり、1歳の子供の誕生日の餅ふみの際にわらじを使い、そのわらじを奉納し健やかな成長を願うことが多いのだとか。

しかし、昨年より、冬季オリンピックが近づくにつれ、羽生選手の足の回復や四回転アクセルの成功を祈願するフィギュアスケートファンも多く訪れるフィギュアファンの聖地にもなっているとのこと! 境内の奉納された絵馬にも羽生選手や宇野選手に向けたメッセージなどが多く書かれていました。みなさんの祈りが届きますように!
では、そもそもなぜ妙見宮が”健脚”の神社になったのか? その伝説は遠い昔にさかのぼります。

765年、称徳天皇の勅命を受けた和気清麻呂が皇位を奪おうとした僧弓削道鏡の野望を打ち砕きました。しかし、恨みを受けた清麻呂公は、道鏡から足の筋を切られ大けがに。足の筋を切られた清麻呂公は数百頭のイノシシに助けられ大分県の宇佐に逃れました。宇佐神宮で神のお告げを受けた清麻呂公は神馬で豊前国竹和山麓(現在の足立山)の湯川に着きました。その湯川には霊泉があり、その水に入ると不思議にも数日で足の傷は完治。それ以来この山を足立山と言われるようになりました。そのあと妙見様のお告げを受け、この妙見宮を創建された、ということ…です。

1300年の歴史があり41代目の宮司を務める磐梨さんによれば、フィギュアだけでなく、地元開催の北九州マラソン前にはたくさんのランナーも祈願に訪れるという妙見宮。
お正月には地元の野球チームやサッカーチームも参拝し一年の安全を祈願するといいます。まさに地元の方々にも愛されている”健脚”のパワースポット神社です。

〇足立山妙見宮 北九州市小倉北区妙見町 (092)921-2292
●健脚守…1200円

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