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深海魚のアンチョビはいかが?

宮崎市のフレンチレストランが開発したある商品が、今注目されている。その商品とは、深海魚「メヒカリ」を使ったアンチョビ。アンチョビには、通常カタクチイワシが使われるが、メヒカリを使うと、独特の臭みがなく、和食にも合うという。

メヒカリは水深200m以上の深海に住み、緑色に輝く大きな目が特徴。太平洋沿岸に広く分布し、主にから揚げや天ぷらで食べられている。

そんなメヒカリの新しい消費スタイルとして「アンチョビ」を生み出したのは、宮崎県延岡市出身のシェフ、八田淳さん(53)。地元の港に水揚げされる新鮮なメヒカリだけを使った商品には、「メヒカリの浜値の安さに驚いた」八田シェフの、「認知度アップと消費拡大で漁師たちを応援したい」という思いが込められていて、製造に使う塩と麹もすべて地元産というこだわりも・・。

そして、八田シェフが開発した商品はアンチョビにとどまらない。アンチョビは半年の熟成を経て完成するが、その過程でメヒカリのソースや塩など、関連商品も続々と誕生していて、メヒカリの活用の幅が広がっている。

今も新しい商品の開発に取り組むなど、メヒカリの可能性に挑む八田シェフのとどまることを知らない情熱に迫る。

取材先:ふらんす食堂Bistroマルハチ
担当者:八田淳
住所:〒880-0805 宮崎市橘通東2-9-14トライスター本町通りビル1F
電話:0985-72-6862
HP:https://bistromaruhachi.stores.jp/

取材後記

メヒカリといえば、居酒屋でビールと一緒にから揚げで!というか、それ以外の調理法で食べた記憶がありません。そんな中で聞いたメヒカリのアンチョビ。一体どんなものなのか、取材当初から興味津々でした。そして実際に食べてみると、その深い味わいにびっくり。和食にもあうと評判ですが、我が家ではアンチョビ風味の焼きおにぎりにするなど、あらゆるところで大活躍してもらっています。

主人公の八田淳シェフは元バレーボール選手で、けがのため大学を中退し、フレンチの世界へと飛び込んだ異色の経歴の持ち主。現在は調理師学校での講師を務める以外にも、県内各地の小学校を巡って味覚の授業を開催するなど、積極的に食育活動に取り組んでいます。とても忙しい身でありながら、「いいものを作るなら料理人は手間ひまを惜しんではいけない」と話し、感度の高さとこうした努力を惜しまない姿勢が、新しいものを生み出す力となることをあらためて感じた取材となりました。

新型コロナによる営業自粛が生みだした時間で完成に至った今回の商品ですが、いつも通りの日々が戻った後も、商品開発をし続けると力強く語ってくれた八田シェフ。次はどんな逸品を見せてくれるのか、今から楽しみです。

(MRT宮崎放送 / 横山豪)

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