PageTopButton

Let’s アマゴ

魚の被り物でふるさとの自然をガイドする黒阪旅人さん(30)。案内するのは大分県と宮崎県にまたがる祖母山麓エリア。手つかずの自然と希少動植物の宝庫として知られ、その恵みにより古くから人々の豊かな暮らしが息づくエリアです。2021年、祖母山のふもと竹田市で、過疎高齢化が進むこのエリアを再生するプロジェクトが始動。

 

そのひとつが自然の翻訳者=インタープリターを育てることでした。インタープリターとは、里山や街を案内しながら地域の自然や文化の魅力を人々に分かりやすく伝える案内役のこと。第1期生である黒阪さんのガイドは、祖母山の渓谷に古くから生息する「天然アマゴ」がテーマ。川と魚を通して豊かな祖母山の自然や歴史を伝えます。

 

高校まで竹田市で過ごした黒阪さん。大学進学を機に上京し、大手玩具メーカーでものづくりに携わっていました。しかし、ふるさとの自然が忘れられず、2020年、地域おこし協力隊として竹田市にUターン。ふるさと竹田への思いがさらに深まっていきました。2023年9月で協力隊の任期が終了し、本格的にインタープリターの活動を始めた黒阪さんの思いに迫ります。

 

(制作:OBS大分放送/藤澤 真由美)

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

radiko 防災ムービー「いつでも、どこでも、安心を手のひらに。」