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4月23日放送のRKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』に、日本睡眠協会理事長・久留米大学理事長の内村直尚さんが出演。睡眠特集の最終日として、リスナーの皆さまから寄せられた睡眠に関する疑問や悩みに答えました。中途覚醒の捉え方やスッキリ目覚めるコツ、そしてショートスリーパーの真実について解説します。
夜中1時に目が覚めても「最初の3時間」眠れていれば大丈夫
「夜10時に就寝し、深夜1時に目が覚めてしまう」という悩みに対し、内村さんは睡眠のサイクルから解説しました。
最初の3時間が重要: 睡眠は90分を1サイクルとしており、最初の2サイクル(約3時間)が最も深く眠れる時間帯です。深夜1時まで眠れていれば、質の高い睡眠は確保できています。
「夢」は眠っている証拠: 目が覚めた後に眠れないと感じていても、夢を見ているのであれば、それは「眠っている唯一の証拠」です。意識では起きていたつもりでも、夢を見ているなら実際には眠れています。
改善策は「1時間遅く寝る」: 60代以上の方であれば、7時間の睡眠は長すぎる可能性があります。就寝時間を夜11時へと1時間遅らせることで睡眠が凝縮され、中途覚醒を減らして質を高めることができます。
スッキリ起きるコツ:目覚まし時計よりも「光」を活用する
「目覚ましが鳴ってもすぐに起きられない」という悩みには、光を利用した覚醒が有効です。
光が覚醒レベルを上げる: 朝スッキリ目覚めるために最も重要なのは「光」を浴びることです。
光目覚ましやカーテンの活用: 起床時間の30分~1時間前から徐々に明るくなる「光目覚まし(スタンド)」を利用したり、カーテンを開けて朝日が入るようにしたりすると、自然に目が覚めやすくなります。
ショートスリーパーになれる?努力では不可能な「遺伝」の壁
「短時間睡眠(ショートスリーパー)になりたい」という要望に対し、内村さんは「なれません」と結論づけました。
ショートスリーパーは遺伝: 短時間睡眠になれるかどうかは遺伝的に決まっており、努力や慣らしでなれるものではありません。
1000人に1人の希少性: 5~6時間以下の睡眠で日中に支障がない真のショートスリーパーは、1000人に1人もいないほど稀です。自称する人の多くは、単に睡眠不足を日中の居眠りで補っているに過ぎません。
自分に必要な睡眠時間をしっかり確保することが、健康で幸せに過ごすための大前提となります。
4月に福岡市で「ふくおか睡眠フェア2026」開催!
睡眠についてより深く学べるイベントが開催されます。内村理事長も登壇されるほか、元プロ体操選手の内村航平さんや競泳オリンピックメダリストの松田丈志さんら超一流アスリートも加わり、睡眠の極意を徹底解剖します。
ふくおか睡眠フェア2026
4月24日(金):企業向けビジネスデー(ホテルニューオータニ博多)
4月25日(土)・26日(日):一般向けフェア(電気ビルみらいホール)
入場料:無料(講演については事前予約制)
申込:「ふくおか睡眠フェア2026」特設サイトからお申し込みください。
https://rkb.jp/Fukuoka-suiminfair2026/
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内村直尚氏(日本睡眠協会・久留米大学 理事長)
医学博士。1956年生まれ、福岡県出身。久留米大大学院医学研究科終了。87~89年に米・オレゴン健康科学大に留学。2007年、久留米大医学部神経精神医学講座教授に就任。同大病院副病院長、同大高次脳疾患研究所長、同大医学部長、同大副学長、同大学長を歴任して26年から現職。21年に日本睡眠学会の理事長、23年に日本睡眠協会の理事長に就任
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