県内各地を軽快に走る黄色いタクシー。
運転するのは熊本在住のケニア人ドライバー、ナッサン・デビッドさん(54)だ。
日本に来て約20年。日本語に英語、熊本弁までも堪能とあって、地元客だけでなく、県外、そして海外からの観光客へ熊本の魅力をアピールしている。
同僚からも「コミュニケーション力はピカイチ」と太鼓判を押されるほどだ。
来日のきっかけは、日本の戦国武将への憧れだった。初めの10年間は東京でモデルや英語教師をしながら暮らし、その後、友人とケニア料理店を開くために熊本へ。そして去年、一大決心をしてタクシー業界に飛び込んだ。
8人兄弟の末っ子として育ったデビッドさん。幼いころから母親に「人の助けになりなさい」と言われてきた。熊本で暮らすようになって10年近く。パートナーもでき、大好きになった熊本で「人の助けになりたい」という思いがわいてきたのだ。
タクシードライバーとしてだけではない。暮らしているアパートの草刈りに、会社の同僚への英会話講座。デビッドさんの日常には母親の教えがあふれている。
言葉や文化が違う中でも、目標をみつけ持ち前の明るさで前に進み続けるデビッドさん。いま思い描いている夢とは・・・?
(RKK熊本放送/後生川 凜)
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