宮崎県延岡市の人口約140人の静かな港町に、2026年1月「けんちゃん動物園」がオープンした。
園長を務めるのは高橋健太さん(21)。
幼少期から生き物が大好きだった高橋さんは、思春期の挫折を経て「動物園の園長」という新たな夢を見出した。
資格を取得後、19歳で移動動物園からスタート。
建設業を営む父や祖父の協力を得て廃材などを活用し、拠点となる手作り動物園を完成させた。
現在、園内では55種類・130匹以上の生き物を高橋さんとスタッフ2名で飼育・管理。その日の体調に合わせて展示し、気に入った生き物を「お迎え(購入)」することもできるというユニークな施設だ。
高橋さんの一日は朝5時の餌やりや清掃、トレーニングから始まる。
「地域の人々がホッと一息つき、子どもたちが笑顔になれる場所を作りたい」という想いから、生き物との触れ合いだけでなくトランポリンなどの遊具も設置。ゴーカートやカフェの併設など、一日中楽しめる空間を目指して挑戦を続けている。
静かだった漁師町には今、多くの親子連れが訪れ賑やかな歓声が響く。
家族や地域に支えられながら命と向き合い、未来へ挑む青年の等身大の姿を描く。
(MRT宮崎放送/ 廣島 玲奈)
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