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おいしいスィーツを届けます!~女社長奮闘記~

熊本市中央区の人気スイーツ店「きなこーや」。こだわりの地元素材で作る、きな粉のケーキやわらび餅が人気だ。熊本市内の人気店ゆえ、是非にと請われてこの春オープンする博多マルイに出店するべくスタッフで準備を開始していた。ところが、4月14日(木)、16日(土)の2度も熊本を襲った震度7の巨大地震。熊本市内の店も被災し経営する2店舗は営業停止した。しかし、約1週間後の21日(木)に開業を控えた博多マルイに出店が決まっている。オープン延期も考えた三原社長だったが、従業員たちの「大変だけど希望につながる。ぜひ頑張りましょう。」との声に押され予定通りの出店を決意。しかし、まだ難問が…。それは、水道が停止しているため商品が作れないこと。だが、三原社長はあきらめない。水は貴重だがペットボトルのミネラルウォーターを使用。商品は電気オーブンで作れるものに絞って生産。また、流通網が壊滅しているため、スイーツの原料、水、家族の食事も福岡で調達。社長自らが毎日8時間以上かけて福岡~熊本間を往復する。そして、ついに迎えた博多マルイ開業。多くのお客さんが店を訪れ、商品は連日、開店後約2時間で売り切れるほどの人気に!しかし、ここでまた難問発生。何とこだわりの“きな粉”が残り僅かに…いつも依頼しているきな粉焙煎工場も被災して連絡が取れない。そこで、三原社長は工場を直接訪ねることにした…
マルイオープンまでの奮闘ぶりとおいしいお菓子を届けることに情熱を注ぐ女社長の奮闘ぶりに密着する。
(制作:RKB毎日放送 / ディレクター:松田 和之)

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