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うって青春 そばガール

大分県の北部に位置する豊後高田市は、3~4月に種まきを行う春まきそばの日本一の産地である。そんな豊後高田市の県立高田高校に昨年4月「そば打ちチーム」が発足した。「募集の張り紙を見て、そばを食べるのが好きだったから始めた」と話すのは当時、高校2年生だった池田奈那美さん(18)。週1回、授業が終わったら練習場所の「豊後高田そば道場」に通いそば打ちの練習を行っている。講師の青山由香里さんは池田さんのことを「頑張り屋さんで、しっかりと考えながらそば打ちができる生徒」だと評する。チームのメンバーと練習を重ねて、そば打ちの奥の深さを共有し、そして、青山講師とともに満を持して、先月20日に行われた「第8回全国高校生そば打ち選手権大会」通称“そば打ち甲子園”に昨年に続いて出場した。
地元のそば生産者をはじめ、地域の方々からの様々なサポートを受け、同時に大会の結果への期待は大きいものとなっていった。昨年は目標だった入賞ができず悔しい思いをしたが、はたして今年の結果は・・・
高校3年生、池田さんが挑む「そば打ち甲子園」最後の夏を追った。
(製作:OBS大分放送 / 伊東武紀)

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