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島が誇るバドミントン部 ~人口700人の島から全国へ~

福岡市から船で10分。人口約700人の小さな島。今回はその島の中学校で行われているバドミントン部に密着する。
能古島中学校は3学年で53人という、小さな中学校のバドミントン部が、今や、県大会連覇全国大会の常連となっている。
平成に入り、徐々に島民も高齢化が進み、人口が減少する中、比較的少人数でも楽しめるバドミントン部へと転向させ部活の一本化を計った。一本化した後は、広い体育館をバドミントン部のみで使用できるため、練習環境はよく、徐々に力をつけ、平成17年に、県大会2位、九州大会2位で全国出場することに。そこで、島民にバドミントン部の活躍が知れ渡り、島を挙げて誇れるものを作ろうということで、よりバドミントンに力を入れるようにした。平成24年にバドミントンの県強化選手の指導者が赴任。大学時代にインカレへ、去年は教員大会で全国1位に輝いている実力者だ。当初は中学校の教師だったが、島を離れたくない、育て上げてきた生徒たちを手放したくないということから今年からこの島の小学校の教師に転身して島に残った。
彼らを中体連で全国1位にさせたいという思いで日々奮闘している生徒と先生の暑い夏の日々に密着した。
(製作:RKB毎日放送 / 江里口雄介)

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