昼間は、英語教師。夜になるとロックギタリスト。家庭では二児の父親。
TAKUROこと、米村卓郎さん（４３）。
福岡市内で英語の教師をしながら、月に数回音楽活動を続けている。先生がギターと出会ったのは中学１年生の時。その魅力にはまっていった。祖父も父も、教師一家。自らも教師になろうと漠然と考えていたが、大学卒業後、人生経験をつむため、アメリカの音楽学校に留学する道を選んだ。そして、帰国後、ラグビーやサッカーなどの強豪校として全国にその名が知られる東福岡高校の英語の教師となった。米村先生の授業はユニーク。アメリカでの経験も教材となる。優しくて、やる気にさせてくれると生徒たちにも人気の先生だ。決して押し付けるのではなく、背中で伝えるのがロックティチャー。ライブには、教え子だけではなく、保護者たちもやってくる。年に一度、学園祭の時だけに結成されるバンドがある。メンバーは全員教師。そこで、先生たちが生徒たちに伝えいこととは・・・ロックとは、揺らすという意味がある。生徒のハートを一生揺らし続けたい。一生懸命何かに打ち込むことの大切さを伝えたい。
米村先生の熱いロック魂を追った。
(製作：ＲＫＢ毎日放送 / 井上 八月）
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