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おらが地域の赤ひげ先生-最適な医療を目指して-

佐賀県伊万里市「水上医院」水上忠弘院長(74)は、2018年2月、地域医療に貢献した医師を称える「日本医師会 赤ひげ大賞」を受賞した。
38歳で父が営む医院に戻り、手探りで様々な改革を行った。まずは、当時珍しいリハビリ室を設置。他病院からスタッフを自費で呼び教えを請い、さらに、地域の人々にも開放した。そして、高齢化が進み、病院に行けない人も多いので、地域と病院を結ぶ送迎車を導入し、さらに訪問診療も行う。また、高齢者への介護デイサービスや多機能小規模介護施設も運営している。病院を退院した人たちが通える場所があればいい、自宅に一人でいるより安心だと思ったからだ。最高の医療は出来ないが、最適な医療を提供したいと語る水上先生。
地域で生きて、その地域にいるからこそわかる、地域に合った医療を目指す、水上医師の情熱に寄り添う。
(製作:RKB毎日放送 / 鴻上 佳彦)

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