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バトミントン教授の挑戦

宮崎市在住の廣田彰さん(76)は、2年前、インドで行われたシニアバドミントン世界最高峰の大会「第8回世界シニア選手権」でダブルス優勝を果たしたスーパーシニアで宮崎大学名誉教授、専門は運動生理学。
その動きや筋肉にはとても76歳とは思えない力強さがある。体育館で行う練習では笑顔で練習仲間と接する「良きおじいちゃん」だが、練習中も決して座ることなく足腰を鍛えるなど真剣にバドミントンに向き合っている。もともとはラガーマンだった廣田さんがバドミントンを始めたきっかけは、30代の頃、職場で昼休みに同僚たちとバドミントンをしたこと。まったく歯が立たず、悔しい思いをしたから。それから真剣に取り組み、40ほど年前には、バドミントンの競技力を高めるトレーニングの研究を開始。それは、筋肉と呼吸循環器系の働きがバドミントンの競技にどのような影響を与えるかというもの。廣田さんは、科学的に競技力をアップさせていき、現在でも筋トレやランニングを欠かさない。目指すはシングルスの世界チャンピオン。なぜ諦めず挑戦を続けられるのか、普段の練習などに密着。さらに、2年に1回開催される「バドミントン世界シニア選手権」(ポーランド)に同行し、スーパーシニアの熱い思いに迫る。
(製作:MRT宮崎放送 / 日髙 健一)

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