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シャボン玉に笑顔をのせて

白衣を着て自らを「シャボン玉博士」と名乗る、長崎市在住の川内太郎さん(35)。家業を手伝いながら、スチルカメラマンとして、祭りや民俗芸能などを撮り続けている。ある時、新しいチャレンジとしてシャボン玉を撮影してみると、未知なる生命体のような形と色彩に驚く。生まれては消えていくそのはかなさに魅せられ、今では被写体としての存在を超えてシャボン玉そのものに夢中になっている。作り出すシャボン玉は、5メートル程の大玉や20個が連続で出るものなど、多彩で見る人を楽しませる。独学で液や道具も自作。液は6~7種類を配合し、その日の天気、風、温度、湿度、そして、あげる玉の大きさなどで細かく分量を変えている。道具も、ホームセンターで買った園芸用の支柱など身近なものばかり。試行錯誤しシャボン玉を作っていると、いろいろな人から声をかけられ、イベントなどにも出演して、たくさんの人の前で披露するまでになった。
「シャボン玉博士」の周りには、沢山の笑顔。子供はもちろん、一緒にいる大人たちもシャボン玉遊びに夢中です。もっともっとシャボン玉の魅力を知ってもらいたい。博士のシャボン玉は笑顔をのせて舞い上がります。
(製作:NBC長崎放送 /今里 紳祐)

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