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一度は行こう!何度でも行こう!上高地。新しい感性が目覚めます。

ラジオ

松本市上高地。標高1500mの地から見上げる北アルプス・穂高連峰の峰々。その峰からの豊かで清らかな流れ・梓川。さらに活火山・焼岳のパワー。それらに満ちた唯一無二の場所です。ほぼ平坦な上高地を散策していると、いろんな動物に出会うチャンスもたくさん。今回は早朝散策の帰り道に、木道の遊歩道を占拠するニホンザルとも遭遇。絶対、道を譲ってくれないんですよねえ。
 


また写真は撮れなかったけど、大正池から河童橋に向かっての散策中にはヤマネズミ(多分)との出会いが!歩いている遊歩道の向こうから、直径5cmくらいのモフモフの茶色の球体がこちらに『すたたたたたっ』とやってきた時には、あまりの驚きに「あ、あ、あ」ってなりました。「たぶん、ヤマネズミ~」と、ツアー参加者のみなさんとめっちゃ盛り上がりました。
 


夕方、雨が降り出したので、宿泊先のザ・パークロッジ上高地の部屋でぼーっとしていたら、ウグイスの声が木々の間から響き渡るのが聞こえます。「ほーほけきょ」の「きょ」のあとに小さな「ん」の音が付いていて、それが響き渡る感じ。何だか自分の聴力がアップしたように感じたほどです。そんな話を、ザ・パークロッジ上高地と五千尺ホテル上高地を運営している(株)五千尺の執行役員で上高地エリア担当の田中寿穂さんにしたら、「無意識だけど鳥の鳴き声がやたら聞こえてくるとかね。自然と調和してるってことじゃないですか。雑音がなくなるっていうのかな。物質的にも精神的にも」とのお言葉。
 

 


また、上高地ついて田中さんは「上高地の何がすごいかっていうと、小さな世界に全てそろっている…どこに額をおいても絵になるってこと。額縁を河童橋においたら河童橋とアルプスが入る。反対側におけば焼岳が入る。こんなに近いところにこれだけの自然があるところは世界中探してもまずないのでは」と、おっしゃいます。
 

 


まさに、そう。写真のセンスが希薄な私でさえ、カメラをお山に向けただけでなかなかいい感じの写真が撮れまくりますから。
 


五千尺ホテル上高地は山岳リゾートホテル。ゆったりしたお部屋でくつろぎながら、刻々と表情を変えていく上高地の自然の変化をキャッチできる稀有な宿です。河童橋のすぐそばなので、まさに上高地の一丁目一番地。穂高連峰の様子、焼岳の景色、星の出具合等々…全て確認しながら、思い立ったらすぐに表に出て満喫できる環境なのです。いただくお料理は上高地らしさを十二分に味わえる極上の本格フレンチ。そんなぜいたくな食事を楽しんでいる最中のお客様が夕食を中断して、さらにスタッフも外に飛び出す光景が、年に数回だけ発生するとのこと。それは…「夕焼けが出るんです。ほんとに年に数回だけ。ホテルの前が深紅というか紫色になるんです、一瞬。時間にして2分くらいでしょうか。焼岳の向こうに日が沈んで雲がないと反射しないんですが、焼岳のほうが紫になって梓川が紫色になっちゃう。そりゃあ、すごいですよ」と、田中さん。季節は関係ないのだそうです。ううむ。それは見てみたい…。
 

 

田中さんは上高地に来た人に「やっぱり『また来たいな』と思ってもらえる、いい思い出を作ってほしい」と、おっしゃいます。そして「雨の日に来たら『今度は晴れた上高地を見にこよう』、星が見えなかったら『今度は見える日に来よう』とか、次への期待を背負って帰っていただければ」とも。
そう。3回目の上高地でようやく穂高連峰のてっぺんが見えた中島が同意しますよ~。そして今回は星空を観察できなかった中島が誓いを新たにしてますよ~。
来るたびに違う表情を見せてもらえるって、ほんとにすごい。悪天候の時ですら発見があるんです。「それが自然ってことですよね。予測できない、作られてないってこと」と、田中さん。言葉のひとつひとつに合点がいきまくりです。
山の旅館から始まって100年経った五千尺ホテル。100年分のいろんな蓄積をベースに次の100年に向かってらっしゃるのがよくわかります。どうぞ、上高地に行くときは頼りにしてくださいませ。
 

□ 五千尺ホテル上高地 → https://www.gosenjaku.co.jp/
□ ザ・パークロッジ上高地 → https://lodge.gosenjaku.co.jp/
□ 上高地公式 → https://www.kamikochi.or.jp/
□ 新まつもと物語 → https://visitmatsumoto.com/
□ 長野県公式観光サイト → https://www.go-nagano.net/
□ 信州まつもと空港地元利用 → https://www.matsumoto-trip.com/airport-arrival/

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