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きばいやんせ!令和のさつまおごじょ

鹿児島県内を中心に歴史研究家として活動する下豊留佳奈さん(27)。
薩摩の偉人、西郷隆盛の妻・愛加那(あいかな)にちなんで「佳奈」と名付けられた彼女は、生まれも育ちも鹿児島。中学生の頃から歴史に興味を持ち始め、大学時代には集成館や異人館の世界遺産登録活動に尽力した。
一般企業に就職したが、歴史と関わりたいという思いから3年前に転職。大学時代の恩師である歴史学者・原口泉教授(73)の助手として働き始めた。翌年は、折しも明治維新150年。鹿児島を舞台にしたドラマの時代考証や幕末をテーマにしたイベントに携わり、日本中の人々に歴史の楽しさを伝える喜びを感じた。この経験が、人生の転機になった。
去年、自らの可能性を試そうとフリーランスに転身、郷土の歴史を伝える独自の活動を始めた。チャレンジしたのが「偉人かるた」の製作。鹿児島ゆかりの偉人たちの功績や秘話を盛り込み、遊びながら学べるアイテムを目指した。試行錯誤しながら自分なりのアイデアを形に・・・
モットーは「偉人を身近な存在に感じてもらうこと」だ。若い感性で郷土の魅力を発信する“さつまおごじょ”の挑戦を追う。
(製作:MBC南日本放送 / 上野 祐助)

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