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柳川の新ブランドうなぎ『柳川筋肉うなぎ』は超肉厚!こだわりの育て方を大調査!

RKBテレビ「タダイマ!」の新コーナー『産直!旬さんぽ』。旬の食材を求め産地に直撃!深堀り!最後は美味しく頂く!コーナーです。

第一回目の食材は夏にはかかせない「うなぎ」。今回は柳川で育てられているちょっと変わった名前のうなぎです。

肉厚!柳川生まれの筋肉うなぎ

肉厚で引き締まった身、無駄な脂がないうなぎ!去年、柳川でブランド化されたその名も「柳川筋肉うなぎ」。このうなぎ、筋トレをしているわけではありませんが、育て方にかなりこだわりがあるのだとか!

養殖されているのは柳川市にある松尾農園。敷地面積はおよそ2ヘクタール(サッカーコート約3面分)。広い農園ではうなぎの養殖のほか、アスパラガス、ブドウ、イチゴも育てられています。生産者の松尾駿さんにお話しを伺いました!
松尾農園のうなぎのこだわりの1つ目は、稚魚を柳川の川から獲って育てていること!2月から稚魚を漁獲、そこから餌付けし慣らしていくのだそう。なので正真正銘の純柳川産!貴重なうなぎなんです。

そして、2つ目のこだわりは、使用している水。地下水から汲んだ海水と水路の水を混ぜて使用しているのだとか。海水と地下水を混ぜて養殖しているところは珍しく、割合にも試行錯誤したそうです。

そしてこだわり3つ目は、餌のやり方。通常の「養鰻」は半年~1年の期間で餌をたくさん与え早く太らせるのに対し、松尾農園では2年~3年かけ、ゆっくりと育てていると言います。秋までの栄養を蓄えさせ、冬の期間はあえて餌を絞り、冬眠状態で冬を過ごす…など、季節に応じて餌の与え方を変えることにより、自然の状態に近い形で成長させるのだそう。

そうのように2~3年かけてじっくりと育てられたうなぎは活きうなぎの状態で330グラム以上、大きく肉厚に育ったものが「柳川筋肉うなぎ」となるのだそう。
その「柳川筋肉うなぎ」は白焼きで食べるのが一番おいしいそうで、脂のおいしさを感じられるとのこと。松尾さんのおすすめは、白焼きを海苔に巻いてわさびをつけていただく食べ方!もちろん海苔も有明海産です!引き締まった肉厚な身は弾力性があり、ふんわりともする食感。海苔とわさびとの相性もバツグンです!でも、実はうなぎの旬は、冬ごもり前の秋~冬にかけて。一番おいしいうなぎが食べられるそうですよ!
●松尾農園 柳川市吉富町
●HP:https://www.matsuofarm-yanagawa.com/
柳川筋肉うなぎ素焼き1尾(250g)
2500円

※オンラインショップでの販売(受注注文なので1か月前からの予約が必要)

筋肉うなぎ!オシャレに大変身

今回、「柳川筋肉うなぎ」をおしゃれな料理に変身してくれるのは西濱美穂さん。西濱さんは、東京の料亭で2年、ホテルのカフェで4年勤務経験があり、去年地域おこし協力隊として柳川へやってきました。現在は、クラフトビールを提供している「ブルワリー」というお店で柳川の食材をつかった特産品の開発を行いながらビールに合うメニュー開発も行っています。

今回は柳川筋肉うなぎを使った「白焼きサラダ仕立て(甘夏カード添え)」を作っていただきました!カードとは、ジャムよりもコクがあってカスタードにも似た風味のソース。スイーツでもよく使われるそうです。
【材料】
・うなぎの白焼き、お好みの野菜(ベビーリーフ)、〈甘夏カード〉
・甘夏、卵、砂糖、無煙バター
  1. 甘夏カードを作る。すべての材料をお鍋に入れて煮詰めるだけ。※煮詰めている間に甘夏の皮と岩塩を使って”甘夏塩”を作る(これがあればさらに美味しくなる!)
  2. 白焼きはガスバーナーを使い焼く。家庭では魚焼きグリルでOK。
  3. 好きな野菜を飾り付ける
  4. 鰻を白焼きを乗せて、甘夏カードをかけて、甘夏塩を振る
  5. 最後に市販のフレンチドレッシング(+すりおろしニンジン)をかけて完成!
甘夏カードを作るのが面倒な方はマーマレードでもOK。柑橘系のジャムが白焼きに合うそうです。ひと手間加えるだけてワンランク上のお料理になりますね。レシピはタダイマの公式インスタグラムにて掲載しています!

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