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私の名前は西流~博多の伝統を受け継ぐ~

テレビ
福岡を代表する祭り、「博多祇園山笠」。参加する町の集合体を「流(ながれ)」という。「流」は全部で7つあり、その中の1つが「西流(にしながれ)」である。

その「西流」に参加している今回の主人公の名前がナント、「西流(にしながれ)」。
苗字は「西」、名前は「流」。生粋の博多っ子で「山のぼせ(山笠が大好きな人物のこと)」である父・西毅(にしたけし)さんに付けられた名前である。

父は男の子が生まれた時はこの名前を付けることを決めていたと言います。そんな父の影響で西流さんは生まれた時から山笠に参加していました。
現在は26歳になり、赤手拭(あかてのごい)という若手の中心的な存在になっています。子どものころは、名前が珍しいことでメディアによく取り上げられ、辛いこともあったと言います。

西さんの仕事は電気設備設置の工事。忙しい仕事の合間を縫って、地域行事にも積極的に参加をしています。
そんな西さんに、去年5月に待望の第一子が誕生しました。生まれたのは男の子、名前は西叶(にしかのあ)と名付けられました。今年、叶ちゃんも初めてお汐井取り(山笠の事前行事)に参加しました。若手の山舁き(飾り山を担ぐ人)として新たなスタートを切った西流さんを追いました。

(製作:RKB毎日放送 / 原田 容良)

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