ホークス松田宣浩、球界屈指のムードメーカーの退団!多くのファンに見守られ勇姿

球界屈指のムードメーカーの退団!

(井口アナ)「ホークスで17年間プレーしました松田宣浩選手が今シーズン限りで退団することになりました!」

(秋山幸二)「ずっと強いホークスを背負ってきましたしね、まだまだ出来ると思います。頑張って欲しいと思いますね。」

(井口アナ)「松田選手は10月1日にホークスの選手として出場する最後の試合にのぞみました。」

(松田選手)「たくさんの方と出会い、たくさんの方に支えられ、ホークスでプレーすることが出来ました。本当に17年間、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。」

(井口アナ)「2005年、大学生・社会人ドラフトの希望枠で亜細亜大学からホークスに入団した松田宣浩選手。入団当初から即戦力としての活躍が期待されていました。」

(松田選手※入団当初コメント)「やっぱり1年目から本当に勝負して試合に出られる選手になり、尚且つ選手生命が長いという、この2つを掲げてやっていきたいです。」

2014年10月2日を忘れない

ルーキーイヤーの2006年は開幕スタメンを勝ち取ると3試合目でプロ初ヒットを放ちます。3年目からはサードのレギュラーに定着。主力選手として6度のリーグ優勝!7度の日本一に貢献しました。そして松田選手と言えば2014年のリーグ最終戦。当時は秋山幸二監督。勝てば優勝、負ければ優勝が遠のく大一番!!

(実況)「バッターは松田、ピッチャー足を上げた、投げました、打ちました、左中間~~ぁぁぁん!サヨナラホークス!!!!!!」

(井口アナ)「この一打で秋山監督の最後の年にチームを優勝に導きました!」

そして、10月1日のホークスの選手として最後の試合。松田選手を一目見ようと、大勢のファンがタマスタ筑後に詰めかけました。

4番スタメンで出場した松田選手は、第一打席でライト前にヒットを放ちます。そして熱男ポーズ。
ホークスの選手として最後の打席はショートゴロ。ヒットとはなりませんでしたが、それでもスタンドのファンからは暖かい拍手が送られました。

(松田選手)「次の舞台でも熱男という言葉は連れていこうかなと思います。そして熱男という言葉と共に頑張っていきたいと思います。熱男~!!」

秋山監督がヤバいなぁと思っていた時の一打!

(井口アナ)「本当に皆さんの記憶に残る選手だったなぁと思いますが、試合後には工藤前監督から花束を受け取るシーンもありました。そこでは涙を見せる場面がありました。」

(浜崎陽一郎)「本当に支えになっていましたよね。出来れば我が阪神タイガースの甲子園球場に熱男コールを響かせていただけるのであればウェルカムなのでお伝えしたいと思います(笑)」

(山根小雪)「本当に寂しいけど、マッチがどこに行っても私は応援しようと思います。私はホークスファンだけど、その時ばかりはマッチを応援しようと思います。ホークスのユニホームを着ていないマッチなんて想像はできないけれどですね。」

(井口アナ)「満員のスタンドからも愛されているというのを感じます。そして秋山さん、あの2014年ですよ。」

(秋山幸二)「最終戦、144試合目で延長でした。10回裏でピッチャーいなかったんです。僕は監督の立場で“これヤバいなぁ”と思いながら最後1アウト満塁だったんで“松田、お願いします”って祈っていました。それでちゃんとやってくれた!

彼が入団した時は僕が2軍監督をしていて、最初はバットを立てて構えていたんです。一ヶ月ぐらい経って王監督から電話がかかってきて“松田をゼロから作り直してくれ”って言われて、それで松田と話し合いをしながらバットを寝かせるスタイルにもっていって、2軍の時はいっぱい練習させたなぁと思いますね。それから僕も一軍のコーチになってそのあと監督ですから、ずーっと松田とやっている(笑)。あの明るさが凄いです。ベンチが盛り上がるし、負けている時はベンチの雰囲気が沈みがちなんですけど、そこで声を掛けて若い選手を盛り上げて、それが今の強いホークスの雰囲気を作りましたからね。もちろん実績も凄いですよ、300本ホームランを打っていますから。まだまだ僕は出来ると思いますよ。」

カト淳の言い鷹放題!

松田選手って明るいムードメーカーの印象が強いんですけど、実は自身を奮い立たせて明るく振る舞っている時が多いって知っていましたか?もちろん根が暗い性格ではないのですが、根っからひょうきんで明るいというのではなく、サービス精神の強さからそういう印象が強くなったというのが正解だと思います。

プロ野球の世界ですから絶不調の時も当然あるわけで、そんな時でもテレビカメラにはいつも明るく振る舞ってくれていました。ただ、個室で二人きりになったラジオの取材でマイクを向けた時は“いやぁ、なかなか上手くいかないんですよねぇ。同じようにやっているんですけどね。”と元気なマッチとは随分違う様子で吐露してくれていたのをよく覚えています。

ちなみに私の野球取材時に装着する眼鏡が黄色なのは、2013年の始球式の際に3塁を守る松田選手が「ストライクが入らなかったら明日から眼鏡は色眼鏡ね!」って煽られて見事に高めに抜けてしまったことからそうなりました(笑)。

12球団で唯一無二のムードメーカーが今後入団するチームは間違いなく雰囲気が向上するので、そのチームは強くなるだろうなぁと思います。

THE WRITER

加藤淳也(カト淳)
加藤淳也(カト淳)
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ラジオパーソナリティー&リポーター&時々テレビ(笑)出演し、麺と音楽と野球と映画を探求するのが趣味の中年期おじさん。子供の頃から番組を編集したり文字におこして分析しながら観ていた変わり者。

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