筑後の本格タイ料理店へカレー探偵がGO!

毎回超辛口なミッションに、自ら間借りカレー店を営みカレー料理人でもあるたけるが挑むコーナー「カレー探偵たける」。
今回絶品のタイカレーを食べる事ができるお店があるということでやってきたのは筑後市。ここに今年３月オープンしたばかりで、店名はタイ語で「おいしい」を意味して名付けられた「AROI（アロイ）」があります。

オーナーシェフのジョシュ・ハートランドさんはオーストラリア出身で、１８歳の時から料理を始め、その後香港やバハマなど海外で修業をし、ハリウッドスターやNBAプレイヤーなど数々のスーパースターを虜にしてきた凄腕シェフなんです。
そんなジュシュさんは妻の佑紀さんの地元である筑後市にタイ料理店を作りました。元々はイタリアンをしていたジョシュさんでしたが、違うことに挑戦したいと思い、始めたのがタイ料理。作っているうちに楽しくもっと追及したいという気持ちが強くなりタイ料理を作ることにはまっていったのだそうです。

早速いただいたのはグリーンカレー。具沢山のグリーンカレーは、ナンプラーの独特の香りがふわっと香り、スープのまるやかさ甘さの後には青唐辛子の辛さがガツンとくる本格的カレーです。
一番のこだわりは“鶏肉”。とても大きくカットされていて食べ応え十分の鶏肉は、口の中にいれると肉々しさが広がり、その後にはすごく柔らかくしっとりした美味しさを味わうことができるんです。この鶏肉が柔らかく味がしっかりついている秘密は、ココナッツミルクを使って低温調理をしているからなんだそう。調味料をほぼ使用せず、素材本来の甘みや塩気を引き出しているんです。
　　
今回のミッションは「グリーンカレーに使用されているグリーンピースのような丸い食材は何か」というもの。たける探偵は見事正解！「スズメナス」という小さな丸い形をしたタイのナスで、日本のナスに比べると大きさや形、食感も全く異なり、味は苦みがあるんだとか。本格的なタイ料理ではこの「スズメナス」が使われているということで、ジョシュさんも取り入れたのだそうです。

愛をこめて作っているというジョシュさんのタイ料理、ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか？