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鉄道写真の魅力を探れ!

鉄道写真の魅力を探れ!

今から150年前の明治5年、東京の新橋と神奈川の横浜間が開通し鉄道の歴史がスタート。そして20年後の明治22年に九州の鉄道が開業。以来、日本の経済発展に大きく貢献してきた鉄道。今年9月には西九州新幹線も開業、さらなる盛り上がりを見せています。

福岡のレジェンド撮り鉄、加地一雄さん。鉄道に魅せられて、半世紀以上写真を撮り続けています。これまでに撮影した写真はフィルムで約4万枚、デジタルで1千万枚。出版社からも写真の貸し出しを求められる程、膨大なコレクションを持つ、まさにキング・オブ・撮り鉄です。しかし、ご自分では「撮り鉄」と言う呼び名には少し違和感があるようで…自称「鉄道に命をかけた男」だそう!

「鉄道に命をかけた男」が、コレクションの中から選んだお気に入りの写真。(3枚目)
それは鉄道の専門誌にも掲載された貴重なショット。行橋機関区に所属していた「C50刑蒸気機関車」という車両で、南小倉~城野に向うところを撮影。(昭和40年)

小倉の紫川を渡るSL。(4枚目/昭和41年)。写真には川の上に立つ家の姿もあり、当時の生活を物語っていますね。加地さんが残してきた写真には、鉄道だけでなく周りの風景も写っていて歴史資料としても貴重なものなのです。

さて、さっそく加地さんと共に撮影へ。本日の被写体は、白い車体にゴールドの帯、今年9月に運行がスタートした「ふたつ星4047」。2号車には斬新なデザインのラウンジも設けられ、沿線の景色を楽しみながら、贅沢な列車の旅を味わうことができる観光列車です。ふたつ星4047は、午前中に武雄温泉駅を出発して有明海の沿岸を走行。

そして午後からは長崎駅を出発して大村湾沿いを走ります。この日は撮影の都合で「午前中のみの勝負」!チャンスは1回のみ。撮影のポイントは不要なものは隠れるように自分が移動して撮影。ゴリさんも本番の前に別の列車で練習します。不要なものが画角に入らないように工夫すること、と賢者より指導を受けました。

と、そこに、本命のふたつ星407が!シャッターを何度も切る2人!賢者はすぐさま列車の後ろ姿も撮影します。加地さんによるともう1か所撮れる場所があるということで、次の撮影場所へあわてて移動することに!ふたつ星4047のルートをよく見ると、江北駅で鋭角に曲がっていて、確かに2箇所での撮影が可能。移動できる時間は約10分。目的地へ急ぎます!

2箇所目のポイントでも賢明にシャッターをきるゴリさん。2回目の撮影にも成功しました!走る列車を初めて撮るにしては上手い、と褒められました。しかし、賢者・加地さんの写真を見せてもらうと…!まったく違う!ダイナミックさ、躍動感が感じられます!

ゴリさん「加地さんの写真は、あちら(列車)と目線があっていて、手を振ってもらっている感じ…」と!いや~素晴らしいですね。

さらに「鉄道に命をかけた男」加地さんは、写真だけでなく、動画撮影も欠かしません。ライブラリーの中には貴重な映像も残っていました。1968年に門司港で撮影された蒸気機関車。石炭を補充する様子も映されています。黒煙をあげながら走るSLや当時の小倉駅の様子が良く分かります。約3週間ほどかけて撮影したものだそうで、まるで短編映画を見ているかのように郷愁深く感じられます。

そして、さらにさらに賢者のお宅にあったのが、60年前に購入したというテープレコーダー。思い出の1本を再生してもらいました。西鉄福岡市内線(福岡市内を走る路面電車/1972年に廃線)の最終日を車内で録音したものだといいます。

加地さん曰く「歴史の一部を私が証明しているんじゃないか」。その通り、加地さんの手によって貴重な鉄道の記録が残されていました。ちなみに、放送日の11月21日は加地さんのお誕生日。81歳になられました。ますますこれらもお元気で、すばらしい写真を撮り続けてください!おめでとうございます!

日曜劇場『Get Ready!』

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