「販売している人達があたたかい」「商品が新鮮で安い」など魅力で溢れる旦過市場。お客さんは「旦過市場に来るとお正月商品など色々なものが一度に買えるため、師走に買い物に来る」「干物などの予約をして、取っておいてもらう」といった様々な理由で師走の旦過市場を訪れています。
市場に最も活気があふれる12月。今年大規模火災に2度も見舞われた旦過市場で「今年1年どんな年だったのか?」市場の皆さんにインタビュー。市場は支援や励ましの声に対しての感謝の言葉で溢れていました。
市場に最も活気があふれる12月。今年大規模火災に2度も見舞われた旦過市場で「今年1年どんな年だったのか?」市場の皆さんにインタビュー。市場は支援や励ましの声に対しての感謝の言葉で溢れていました。
「山本商店」では、太くてキレイな大根が1本120円、白菜・キャベツ・レタスなどの葉物野菜が各100円(撮影日:12/14)と新鮮で安い商品を販売しています。「山本商店」のお姉さんは道の両側にある店舗を掛け持ち。威勢が良く、道の真ん中で取引をするほど忙しく働いていました。
年末にもお米が売れるという「こめ工房 米夢マイム」。おすすめは新米の“ミルキークイーン”と“上場コシヒカリ”のブレンド米で、店舗では新米で握られたおにぎりも販売。天守閣のシャチホコのような「えび天むす」は人気No.1商品!シンガポールから来たというお客さんなど外国人観光客の姿も見られるようになったそうです。
「餅菓子 岩田」では様々なもち菓子を販売。クリスマス後はもち菓子が鏡もちに入れ替わります。「餅菓子 岩田」で働く岩田美紀さんによると、お正月を迎えるこれからの時期が忙しく、店の奥で一日中お餅をつくのだそう。「お餅は岩田さん」と言われるのが一番嬉しいと話してくれました。「塩あん」はたくさんの餡子が入った餅で、焼いたらもっとおいしいのだそうです。
全国からお客さんが訪れる「燻製処 いぶしや」は、4月の火災で店舗が被災。別の場所に移転し、6月に営業を再開しました。ようやく落ち着きはじめたそうです。
☆Youtube「チャンネル884」で「今日の旦過市場」を配信中 https://www.youtube.com/
行列が出来るほど人気の「ぬかみそだき ふじた」。「ぬかみそだき ふじた」を営む藤田祟秀さんによると「少しずつお客さんが戻ってきている。1年の締めくくりとしてたくさんのお客さんに来てもらえればと頑張っている」とのこと。
「野田生花店」にはストーブの上でナポリタンを作るお母さんの姿が…。一人で営んでいるため、店番をしながら昼食を用意し食べているのだそう。商店街を支えている姿を垣間見ることができました。
☆Youtube「チャンネル884」で「今日の旦過市場」を配信中 https://www.youtube.com/
行列が出来るほど人気の「ぬかみそだき ふじた」。「ぬかみそだき ふじた」を営む藤田祟秀さんによると「少しずつお客さんが戻ってきている。1年の締めくくりとしてたくさんのお客さんに来てもらえればと頑張っている」とのこと。
「野田生花店」にはストーブの上でナポリタンを作るお母さんの姿が…。一人で営んでいるため、店番をしながら昼食を用意し食べているのだそう。商店街を支えている姿を垣間見ることができました。
今年1年どんな年だったのか?
「奥田精肉店」で働くお姉さんの「今年一番嬉しかったこと」は息子が国家公務員である“航空自衛隊”になったこと。初任給でご飯を食べに連れていってもらったそうです。
映画のセットのような佇まいの「斉藤商店」。店主・斉藤義雄さんは4回目の肝臓がんで11月末から12月7日まで入院していたものの退院した次の日から仕事を再開。今は稼ぎ時で、12月は平均的な月の3~4倍の売上がでるそう。11月出荷分から仕入れ値が上がっていますがまだ値上げしておらず、来年から値上げする予定とのこと。
斉藤さんは「今年は人出がなくなった。11月中旬から少しずつ動き出したが、ちょうど入院しなければならなかった。旦過市場が再整備されるが、最初に手を付けるのはこの辺り…お金もいるため“斉藤商店”は入らない。昔は市場にみんな住んでいたり店から小学校に通っていたりと、旦過市場には子どもの頃からの思い出があるけど、今後どのように新しくしていけばいいか分からない」と不安な気持ちを話してくれました。
「赤壁酒店」には覆面レスラーの姿が!九州小倉のがむしゃらプロレスHAGGAR(ハガー)さんが年末の挨拶中。「赤壁酒店」の5代目店主・森野敏明さんは、「火災後2回、皆さんのあたたかさを感じられた。旦過がすごい所だったと実感した」と話してくれました。
また「フルーツ八木」の八木和子さんや「百年床 宇佐美商店」の宇佐美雄介さんからは「火事になって人の優しさやあたたかみをつくづくと感じた」「今年の漢字一文字は“謝”。皆さんに支えてもらった」と感謝の言葉が・・・そして「ドラゴン飯店」山田照弘さんは「人生前向きに笑っていこう。笑いながらどんなことがあってもみんなで協力してやっていけばいい」と力強い言葉を話してくれました。
旦過市場商店街の副会長・中尾憲二さんからは感謝の気持ちが・・・「皆さんのあたたかい支援が身に染みた。たくさんの真心を頂いたので来年は真心でお返ししたい。今後とも応援よろしくお願いします」
映画のセットのような佇まいの「斉藤商店」。店主・斉藤義雄さんは4回目の肝臓がんで11月末から12月7日まで入院していたものの退院した次の日から仕事を再開。今は稼ぎ時で、12月は平均的な月の3~4倍の売上がでるそう。11月出荷分から仕入れ値が上がっていますがまだ値上げしておらず、来年から値上げする予定とのこと。
斉藤さんは「今年は人出がなくなった。11月中旬から少しずつ動き出したが、ちょうど入院しなければならなかった。旦過市場が再整備されるが、最初に手を付けるのはこの辺り…お金もいるため“斉藤商店”は入らない。昔は市場にみんな住んでいたり店から小学校に通っていたりと、旦過市場には子どもの頃からの思い出があるけど、今後どのように新しくしていけばいいか分からない」と不安な気持ちを話してくれました。
「赤壁酒店」には覆面レスラーの姿が!九州小倉のがむしゃらプロレスHAGGAR(ハガー)さんが年末の挨拶中。「赤壁酒店」の5代目店主・森野敏明さんは、「火災後2回、皆さんのあたたかさを感じられた。旦過がすごい所だったと実感した」と話してくれました。
また「フルーツ八木」の八木和子さんや「百年床 宇佐美商店」の宇佐美雄介さんからは「火事になって人の優しさやあたたかみをつくづくと感じた」「今年の漢字一文字は“謝”。皆さんに支えてもらった」と感謝の言葉が・・・そして「ドラゴン飯店」山田照弘さんは「人生前向きに笑っていこう。笑いながらどんなことがあってもみんなで協力してやっていけばいい」と力強い言葉を話してくれました。
旦過市場商店街の副会長・中尾憲二さんからは感謝の気持ちが・・・「皆さんのあたたかい支援が身に染みた。たくさんの真心を頂いたので来年は真心でお返ししたい。今後とも応援よろしくお願いします」
タンガレンガ広場
市場に入ってすぐの所にある“タンガレンガ広場”という瓦礫撤去後の更地には、被災した4店舗が仮設のテントで営業を再開。
「吉永商店」はその1つで、素敵な笑顔で出迎えてくださったのは吉永政勝さん・真理子さん親子。今年1年を振り返って「真のあたたかさを知った。被災後、わざわざ会いに来てくれたり差し入れをいただいたりした」と話してくれました。「目標は100歳まで」という政勝さん、これからもまだまだ元気な笑顔を届けてください!
“タンガレンガ広場”には、復興イベントとして一般のお客さんが書いたメッセージゾーンが開設されています。地元企業の黒崎播磨が寄贈した小倉城の廃瓦に、市場に来たお客さん達が絵馬のように復興に対するメッセージや個人の願い事を書くというユニークな企画です。旦過市場をもう一度盛りあげていきたいという思いが詰まっていて、市場の皆さんを和ませていました。
来年は旦過市場の皆さんにとって笑顔いっぱいの1年になりますように!
「吉永商店」はその1つで、素敵な笑顔で出迎えてくださったのは吉永政勝さん・真理子さん親子。今年1年を振り返って「真のあたたかさを知った。被災後、わざわざ会いに来てくれたり差し入れをいただいたりした」と話してくれました。「目標は100歳まで」という政勝さん、これからもまだまだ元気な笑顔を届けてください!
“タンガレンガ広場”には、復興イベントとして一般のお客さんが書いたメッセージゾーンが開設されています。地元企業の黒崎播磨が寄贈した小倉城の廃瓦に、市場に来たお客さん達が絵馬のように復興に対するメッセージや個人の願い事を書くというユニークな企画です。旦過市場をもう一度盛りあげていきたいという思いが詰まっていて、市場の皆さんを和ませていました。
来年は旦過市場の皆さんにとって笑顔いっぱいの1年になりますように!
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう