世界一の九州が始まる!

日曜 10:15
  • Facebook

物流の未来を変える!ドローンのチカラ

無人航空機・ドローンの開発や無人ロボットの制御システムなどを研究・開発しているciRobotics(シーアイロボティクス)株式会社(大分市)。農薬散布ドローンや重量物を運べる林業用ドローンなど特殊な無人機の開発が強みだ。ドローンは搭載される部品1つでも欠陥や劣化が生じれば、航続時間の減少や重大事故につながりかねない。

そこで、ドローンの安心・安全飛行をモットーとする社長の小野俊二(おのしゅんじ)さん(57)らが開発したのが、国内初となるドローンの性能評価装置だ。
「フライト前にドローンの性能を評価したい」という開発現場の声から生まれた装置で、実飛行なしにドローンの動力や上昇力の測定、機体の特性解析などを行うことができる。客観的にドローンの性能を評価できるとして、装置は世界最大級のロボット研究拠点「福島ロボットテストフィールド」に導入された。

現在ciRoboticsは、大分県などと協力して、過疎地域や離島への宅配用大型ドローンの長距離飛行実証実験を進めている。深刻化する買い物難民を救う切り札になると期待されている。

「とにかく安全なドローンを開発するためにノウハウを蓄積してきた」と話す小野社長。安全をとことん追求する姿とドローンの今後の可能性を伝える。

■取材先
会社名:ciRobotics株式会社
担当者:小野俊二
住所:大分県大分市賀来北2丁目20番8号
電話:097-585-5630
HP:https://www.cidrone.jp/

取材後記

「ドローン=空撮」というこれまでのイメージが、取材を通して一気に変わりました。
農業用や搬送用といった大型のドローンがciRoboticsの製造現場には、ずらりと並んでおり、その光景は圧巻の一言。

実際に農薬散布の現場で液体を積んで、ドローンが縦横無尽に飛んでいる姿を見ると、今後様々な分野で活用される可能性を感じざるを得ませんでした。物流をはじめ、災害対応やインフラの点検、測量や監視など活躍の場は広がっています。それと同時に、ドローンの操縦免許制度や機体認証制度など法整備も加速していくことでしょう。

今、小野さんたちは草刈りドローンの開発に挑戦中。現場の声から生まれたアイデアです。近い将来、私たちが考えもしない活用法で、ドローンが大空を飛び交っている日が来るかもしれません。今後どんなドローンを生み出してくれるのか、ciRoboticsから目が離せません。

担当:OBS大分放送 田中智基
SHARE
  • Twitter
  • Facebook
  • LINE

過去の放送内容