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みんな元気に!地域の保健室

熊本県八代市の鶴喰(つるばみ)地区にある公民館は月に1回、“保健室”となって、住民一人一人の健康状態を診る。この「やっちろ保健室」は元 病院で働く看護師で今は菊池市の職員、蓑田由貴(みのだゆき)さん(33)がボランティアで立ち上げたものだ。

大好きだった祖父が長い入院生活を過ごしたことから、医療の道に進んだ蓑田さん。しかし看護師となって勤めだした病院で、入退院を繰り返す高齢者を見て、病院に駆け込む「前のケア」の重要性を痛感していた。
去年の豪雨災害、ボランティアでたまたまこの地域を訪れた蓑田さんは、必要な医療を受けられない高齢者を目の当たりにする。そこで、「何でも相談できる保健室を作ろう」と、市職員の仕事の合間を縫って、精力的に活動を始めた。

行政や医療機関の協力、さらに一般からの支援を取り付け、保健室には毎回、薬剤師や栄養士、理学療法士を招き、住民へアドバイスをする。熊本県内でも特に高齢者の割合が高いこの地域は、豪雨災害や新型コロナの影響で住民同士の交流が途絶えそうになっていたが、保健室が開かれたことで、住民は毎回楽しみに集まるようになった。
この保健室は八代市内の繁華街でも定期的に開催する他、仮設住宅でも始まった。蓑田さんの活動に密着する。
(製作:RKK熊本放送 / 友住 修武)

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