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素材も人もオール福岡!世界一の日本酒

今夏、英国で開かれた世界最大級のワイン品評会で、福岡県八女市の酒蔵「喜多屋」が作った吟醸酒が、日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」を受賞した!ソムリエが認めた日本酒No.1だ。

九州と言えば「焼酎」のイメージだが、昔、福岡県筑後地方は、灘(兵庫)伏見(京都)等と並び賞される酒処だった。その伝統を守りながら、新しい技術も積極的に取り入れた酒造りをしている喜多屋七代目社長・木下宏太郎さん(51)。自らも杜氏・蔵人と共に酒を造り、素材も人も「オール福岡」の誇りを持って、国内のみならず、世界の人々へ「おいしい酒を飲んでほしい」と販路を広げている。

世界では強敵ワインと市場を争うことになる日本酒。品評会への出品は「日本酒がワインに匹敵するおいしい酒であることを知ってほしいから」。
自身の病を克服し、海外を飛び回る今の夢は「ワインがボルドー、ブルゴーニュといった産地ごとに味を評価されるように、日本酒も産地ごとに語られるようになりたい!」
株式会社喜多屋
住所:福岡県八女市本町374 番地
TEL :0943-23-2154
その他の情報 http://www.kitaya.co.jp/ 2013インターナショナル・ワイン・チャレンジで日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」を取ったお酒は…
「大吟醸 極醸(ごくじょう) 喜多屋」
720ml 3.990円 (現在品切れ中・予約は出来ます)

取材後記

ソムリエが審査員を務めるコンテストでの、日本酒No,1ってどんな味???
現在品切れ中の「大吟醸 極醸 喜多屋」ですが、番組の原稿を書く為には飲んでおかねば!ということで、東京での試飲会で、飲ませていただきました。仕事です、仕事!で、お味は…?

お、おいしい! 華やかな味が口に広がるのに、後味はすっきり爽やか!全く悪酔いしません!酒蔵取材の後だったので、一連の作業を思い出しながら飲むお酒は、また格別。杜氏の西尾さんが、「利き酒の時は、口に含むだけで吐き出さんといかんばってん、思わずゴックンと飲みたくなる」と自画自賛するのも納得!
コンテストの為の酒ではなく、私たちが普通に買えるお酒というのが(現在は品切れ中ですが)嬉しい。ソムリエが評価してくれたというのも、何だか日本人として(勝手に)嬉しい。

みなさんに、その一端でも伝われば!と番組を編集しておりますが、精米度合い35%の「大吟醸 極醸 喜多屋」の山田錦よろしく、オリジナル編集よりかなり削っております。精米すればするほどおいしいお酒になるように、カットしてカットして珠玉の番組になっていることを…。
身近すぎて改めて見る機会がなかった酒蔵をじっくり見させていただき、その技に、思いに、日本人って凄いな、と感じました。
喜多屋の皆さん、素晴らしい機会を有難うございました!
担当 RKB毎日放送 ディレクター 宮川 直子

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