再生可能エネルギー自給率全国一位の大分県。なかでも盛んなのが地熱発電だ。
その地熱をいかして生まれたパプリカが「おんせんパプリカ」だ。 九重町の農業生産法人「タカヒコアグロビジネス」は、標高700mに広がる地にある最新のオランダ式ガラスハウス「愛彩ファーム九重」でパプリカを生産している。
国内で流通するパプリカの約9割は外国産だ。その理由の一つとして、栽培の難しさがある。パプリカの生育には適切な温度を保つことが重要で、収穫量にも大きく影響する。
「愛彩ファーム九重」では、地熱・温泉熱を活用して、ハウス内の温度をコントロール。湿度や栄養などもコンピューターで制御している。通常のハウス栽培と違って地熱を利用して温度管理しているので、“エコでクリーン”な農業ともいえる。
「おんせんパプリカ」は、肉厚でジューシー、見た目も鮮やか。大手ファストフード店もサラダの食材に使っている。松尾崇史専務(38)は、新たなメニューの提案や、輸出にもチャンレンジしている。
SNSの普及で、いわゆる“インスタ映え”するパプリカの人気は全国的に高まっている。
その地熱をいかして生まれたパプリカが「おんせんパプリカ」だ。 九重町の農業生産法人「タカヒコアグロビジネス」は、標高700mに広がる地にある最新のオランダ式ガラスハウス「愛彩ファーム九重」でパプリカを生産している。
国内で流通するパプリカの約9割は外国産だ。その理由の一つとして、栽培の難しさがある。パプリカの生育には適切な温度を保つことが重要で、収穫量にも大きく影響する。
「愛彩ファーム九重」では、地熱・温泉熱を活用して、ハウス内の温度をコントロール。湿度や栄養などもコンピューターで制御している。通常のハウス栽培と違って地熱を利用して温度管理しているので、“エコでクリーン”な農業ともいえる。
「おんせんパプリカ」は、肉厚でジューシー、見た目も鮮やか。大手ファストフード店もサラダの食材に使っている。松尾崇史専務(38)は、新たなメニューの提案や、輸出にもチャンレンジしている。
SNSの普及で、いわゆる“インスタ映え”するパプリカの人気は全国的に高まっている。
取材先タカヒコアグリビジネス
担当者:専務 松尾崇史
住所:大分県玖珠郡九重町大字野上3905番地
電話:0973-77-7000
HP:https://takahiko-agro-business.jimdo.com/
取材後記
「ビタミンの王様」とも呼ばれる野菜、パプリカ。ビタミンA・C・Eやカロテンが豊富で、色ごとに味も違ってきます。タカヒコアグロビジネスが作っているパプリカは赤と黄色はもちろん、オレンジの他にも、長い「スイートポイント」や紫色、白色のパプリカも少量生産しています。これらの変わったパプリカは九州の料理店に新しい食材として提案するために作られているということです。
パプリカがさまざまな料理に使われる中、海外を目指した市場を見続けている専務の松尾さん。今後、日本食にアレンジを加えた新たな食文化ごと、パプリカを海外へと輸出する構想を抱いています。
焼いて皮を剥いたパプリカをお寿司に。おいしかったです。
担当:OBS大分放送 三浦大和
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