中島理恵のさわやか信州リポート

土曜 9:18
おやき ~ 小川の庄 おやき村大門店

おやき ~ 小川の庄 おやき村大門店

信州の郷土食、長野県民のソウルフードのひとつ「おやき」。
その発祥の地のひいとつといわれるのが小川村(長野市の北西あたりの位置)です。
小川村の縄文時代中期の遺跡=筏ヶ原遺跡から出土した土器から、粉を練って焼いたあと=おやきの原型がみつかっているんだそうです。
その小川村の「小川の庄」のおやきは縄文おやきとネーミングされています。

今回取材したのは「小川の庄」の直営店のひとつ、長野市善光寺の門前町にある「おやき村大門店」。
敷地内に蔵が並ぶ「おやき村大門店」の特徴は、大きな囲炉裏。火の上には直径6~70cmくらいの平ぺったい鉄の鍋というかフライパンのようなものがつるされています。これが「ほうろく」。
ほうろくで焼いて、渡しにわたしてじっくりと火を通していきます。火力によるけど3~40分くらい。

「いろりで焼くってのは県内でも6~7件くらい。町場であるのはここだけだね」と、スタッフの丸山さち子さん。

実は、おやき村大門店では、自分でおやきを作る体験ができるんです!
具は、あんこと野沢菜。
指導は丸山さち子さんです。
しっかりと手のひらに粉を付けると、おやきの生地が渡されます。
これが、めちゃめちゃ「やわやわ×ふくふく」!
赤ちゃんの肌のなかでも一番やわらかいトコ、くらいのとろけそうな柔らかさです。
くるくるまとめて、少し平らにして、生地の縁を少し薄くのばし、手のひらを少しくぼませて生地をのせ、具を入れます。
お水をすくうような手の形で具入りの生地を持って、両の親指で具を押して生地がどんぶり鉢状になったらさらに具を追加して親指で押す。
かなりの具の量です。
はみ出しそうなくらい。
どんぶり状の生地の端を軽く寄せて、次に縫うように閉めたら、綴じ口を下にしてくーるくる丸めます。
で、できあがり!ちょっとでもぼやっとしてるとやわやわの生地が手のひらにくっついちゃうので、粉をまぶしながら手早く手早く。
なかなかたいへんです。でも、気持ち良い。

なんとなく不細工だけど、素材は最高なので、ほーら出来上がったら立派なおやき!しかもおいしい!
(よく見ると生地の厚さがふぞろい)

地元のみなさんは自分でおやき作るのでしょうか?「私たちの親世代くらいはね。、今、“こずく”のある人はやるけど。」と、丸山さん。
こずく?「“こずく”ってね、方言。気力のこと。ずく…ずくないとかね」と。
やる気や根気、根性とか、前向きな気持ちのことを指す言葉だそう。
おいしいおやきと一緒に楽しい土地の言葉もいただきました。
お出かけできる状況になったら、ぜひ信州でおやきを作って食べてみましょう。
それまではお取り寄せでどうぞ。

□ 小川の庄縄文おやき村 → 
https://www.ogawanosho.jp/
□ ながの観光Net → 
https://www.nagano-cvb.or.jp/
□ 長野県公式観光サイト → 
https://www.go-nagano.net/
□ 信州まつもと空港地元利用 → 
https://www.matsumoto-trip.com/airport-arrival/

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2022.09.17
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