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第3の釣具「ジギー」

鹿児島市で人気の遊漁船「日登美丸」のオーナー錦野憲彦さん(34)。仕事やレジャーで年間300日以上釣りにでるという彼にはもう一つの顔がある。ルアー(疑似餌)の開発者だ。ハンドメイドのルアーをSNSに投稿していたところ、メーカーの目に止まり商品化。アメリカで開催された世界最大のフィッシングショーで高い評価を得て、発売から5年たった今も世界中で売れているという。

そんな錦野さんが去年11月に発売した商品が「Jigggy (ジギー)」。通常、重さ・大きさの違う道具を使い分けるルアーフィッシング。こだわりだせば1つ2000円ほどのルアーが何十種類と必要になる。一方でジギーは、複数のユニットをつなぎ合わせる構造で、サイズ・重さを自由に変えることができるのだという。そして、このジギーには、初心者にもピッタリの一本だという。

釣りの楽しさをより多くの人に知ってもらおうと、錦野さんがジギーに仕掛けた秘密にせまる。
■取材先
会社名:オンザブルー
担当者:錦野憲彦(代表)
住所:〒892-0871 鹿児島県鹿児島市吉野町1349-4
電話:099-213-9838
HP:https://jigggy.hitomimaru.com/

取材後記

幼少期から釣り好きだった錦野さんは、サラリーマン時代念願だった小さな釣り船を購入しました。そこから気がつけば釣りが仕事になったといいます。

さらにお客さんとして乗船していた、釣具メーカーの社長さんが錦野さんの手作りルアーに一目惚れ。商品化され、世界最大のフィッシングショーに出品するほどの大ヒットになりました。「釣りが結んだ縁で人生が変わった」いう錦野さんですが、それも彼の行動力があってこそ。鹿児島で常にあらたな挑戦を続け、生き生きと今後の展望を語る錦野さんに、同世代の私も大変刺激をうけました。

担当:MBC南日本放送 赤﨑 英記

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