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こんにちは!RKBラジオのキャスタードライバー・スナッピーの肥喜里唯です。今回は、『Toi toi toi』内「スナッピーのWow!Wow!Wow!」のコーナーでお届けした「探検企画」を振り返ります。
「探検企画」とは、指定された町を舞台に、数日間にわたって口コミだけを頼りに取材先を数珠つなぎで巡っていくドキドキの企画です。どんな場所にたどり着き、どんな人やモノに出会えるのかは、すべてその場でのご縁次第。
今回の舞台は福岡県中間市。8月17日・18日と、9月7日から9日にかけて探検しました。みなさんは中間市と聞いて何を思い浮かべますか? 福田健次市長や、世界遺産に登録されている「遠賀川水源地ポンプ室」などを思い浮かべる方もいるかもしれませんね。
今回の探検では、街の発展を支えてきた老舗や、今も受け継がれている技術など、中間市のさまざまな歴史と出会うことができました。それでは、探検スタートです!
【1日目】市長室に潜入&個性豊かなチャレンジャーたち
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①中間市中間「中間市役所」
探検のスタートは中間市役所。まずは福田健次市長に出演していただきました。 リポートしたスナッピー芝生は、市長の椅子に座らせていただくことに! 「今まで座った椅子の中で一番座り心地がいい!」と言うほど、ふかふかで包み込まれるような感触だったそうです。 7年前に「消滅可能性都市」の一つに挙げられた中間市ですが、そこから無駄を見直して市を立て直し、福田市長いわく「V字回復」ならぬ「ナイキ回復」を遂げたそうです!
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②中間市蓮花寺「チャレンジショップ夢まるしぇ」(創業9年)
ここは、中間市で新しくお店を開きたい人のチャレンジを支援する施設です。約15畳の貸し店舗を月1万5000円ほどで、最大2年間借りることができます。 出店して1年目の炭火キッチンさんは、もともとキッチンカーで営業をしていましたが、店舗を構えたことでメニュー数を大幅に増やし、お客さんとゆっくり話す時間も増えたそうです。ここを卒業した後は、自分のお店をオープンすることを目指しています。
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③中間市中央「夢陶楽(ゆめとうらく)」(創業20年)
こちらの窯元で作られているのは、星柄やチェック柄、レース柄、ドット柄など、かわいらしいデザインが施された珍しい洋風の陶器です。窯元の森部さん自身もとってもおしゃれ! 黒髪と金髪を組み合わせたヘアスタイルにネイル、さらにBTSを聴きながら作業をするという、個性あふれる陶芸家さんに出会いました。
【2日目】プロの技と日本唯一のモノづくり
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④中間市中鶴「ロッドマン」(創業25年)
九州一のバス釣りスポットと呼ばれる遠賀川沿いにある、ブラックバス専門の釣具用品店です。店主のチャーリーさんは、なんと「ジャパン・バス・プロ」と呼ばれるバス釣りのプロ!店内には大会で獲得したトロフィーや盾が30個以上も並んでいました。
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⑤中間市中央「おしゃれサロンのん」(創業41年)
店内で見つけたのは、頭をすっぽりと覆って髪を乾かす昔ながらの「アーム式ドライヤー」! ヘアアイロンやコテがなかった頃は、髪を巻いて形を整える際にもこの大きなドライヤーを使っていたそうです。
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⑥中間市上底井野「株式会社フロム工業」(創業43年)
こちらは、日本で唯一のディスポーザー製造会社。注目したのは生ごみを砕く「回転刃」です。アメリカで使われるタイプは約2cmの深いギザギザなのに対し、日本向けはわずか約1mm。枝豆や玉ねぎの皮など、繊維質の強いものが多い、日本の食文化に合わせた工夫なんだそうです。
【3日目】歴史を感じるユニフォームと地酒
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⑦中間市長津「堀田スポーツ」(創業61年)
小・中学校の体操着や野球用品を中心に取り扱うスポーツ用品店。店内には、今年夏の甲子園に出場した東筑高校の「昔と今のユニフォーム」がありました。持ち比べてみると、今のユニフォームは驚くほど軽いんです。その理由の一つが文字の入れ方。2000年ごろから「昇華」と呼ばれるプリント技術が普及し、軽量化されたそうです。それでも刺繍ならではの高級感を大切にする学校もあり、今も全国の約半数の高校が刺繍を採用しているのだとか。
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⑧中間市東中間「おおば酒店」(創業67年)
中間市唯一の酒屋で、1000種類以上のお酒が並びます。 店内で見つけた地酒「水辺のくに」のラベルは店主・大場社長の父親が書いたものです。弥生時代に遠賀川流域で稲作が始まった歴史にちなみ、土器や稲のイラストも描かれています。フルーティーですっきりした味わいの中に、中間の歴史も感じられる一本です。
【4日目】「中間の銀座」昭和町のにぎわい
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⑨中間市長津「お茶の山本園」(創業80年)
炭鉱の街として栄えていた当時、お茶の山本園がある昭和町周辺は「中間の銀座」と呼ばれるほどにぎわっていたそうです。当時の小学校は「一番方・二番方」と呼ばれる午前・午後の2部制で授業が行われていたほど、子どもも多かったのだとか。
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⑩中間市長津「藤原紙店」(創業85年)
2代目の藤原たかしさん(83)にお話を伺いました。昭和町が栄えていた頃は、「九州で一番ランドセルが売れた」と言われたこともあったそうです。現在はコンビニなどでも文具が買えるため個人の売れ行きは減りましたが、領収証や伝票など会社で使う業務用文具は今も需要があり、駆け込んでくるお客さんも多いそうです。
【5日目】現役の年代物と炭鉱の街の記憶

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⑪中間市長津「中山建材店」(創業99年)
店内で、80年以上前の大きなはかりを発見! 昔は住宅のお風呂や和室などにもセメントがよく使われており、その量り売りに使っていたそうです。 長い間使っておらず「使えるかどうか分からない」とのことだったので、私が実際に乗って確かめてみることに…。右側のおもり台に少しずつおもりを乗せていくと……なんとピッタリ私の体重と一致しました。80年以上前のはかり、見事に現役でした!

⑫中間市長津「中間自動車」(創業77年)
中間市で一番歴史のある自動車工場です。60年間働く竹内きぬよさん(80)によると、小学生の頃は車代の集金に、炭鉱の街ならではの「石炭箱」が使われていたそう。炭鉱とともに栄えた当時の様子が見えてきました。
探検のラストスパート!そして…

⑬中間市中間「たつみや衣料品店」(創業78年)
店内で見つけたのは、長さ1mもある「竹の物差し」。昔は既製品が少なく、布を量り売りすることが多かったため使っていたそうです。さらに、店主が25歳でお店を継いだ頃に流行したのが「ソワロン」という生地。シワになりにくく、自宅で洗濯もできることから、お呼ばれの際に着るおしゃれ着などによく使われていたそうです!
今回の探検シリーズでは、残念ながら「創業100年超え」のお店から中継することはできませんでした。しかし取材を続ける中で、創業113年の日高印刷さんや、炭鉱で働く人たちのスタミナ源だった創業74年の中間ホルモンさんなど、歴史を感じるたくさんのお店と出会うことができました。
口コミだけを頼りに巡った5日間。どこにたどり着くか分からないからこそ、思いがけない発見や出会いがある。私はそんな探検企画が大好きです! ご協力いただいた方々、情報を教えてくださった中間市民の皆さん、本当にありがとうございました。
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