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彩華17才、目指せサクラセブンズ

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「ラグビーは少年をいち早く大人にする」ラグビーで有名なフレーズだが、いまやラグビーは男子だけのスポーツではない。
楕円球に夢中のラグビー女子、ラガールも増えている。県立鹿児島工業高校ラグビー部3年岸本彩華(きしもと・いろは)さん(17)は、「花園」出場12回を数える伝統高初の女子選手だ。 兄の影響で中学からラグビーを始めた彩華さん、思いっきりのいいタックルとはじけるような笑顔が特徴、男子と同じ練習メニューをこなし誰よりも声を出してチームを盛り上げる。監督や仲間からの信頼も厚く今年チームの副主将にも選ばれた。プレーヤーとしても高校女子西日本代表に選ばれるなど実力も折り紙つき、しかし男子と一緒には公式戦に出られないのが実情だ。そんな彩華さん達高校ラガールが集まった鹿児島女子ラグビーチームが、この春初めて7人制ラグビー全国大会出場の切符を手に入れた。全国の厚い壁に挑む鹿児島女子、初出場、混成チームというハンディ、自分もチームも思うようにいかない彩華さん「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」チームのために何ができるかを考え悩む17才。日本代表を目指すラガールの姿を追った。
(制作:MBC南日本放送 / ディレクター:水野 俊彦 )

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