福岡市の郊外で100歳まで生きぬくことを目標に、日々の生活を楽しんでいる人がいる。大森松美(おおもりまつみ)さん、80歳。
子供はすでに独立、小・中学校の教員生活を経て現在は奥さんの和代さんと2人暮らし。天気のいい日は、大型バイクでツーリングをする現役の熟年ライダーだ。大森家のシンボルは巨大なツリーハウス。定年後、教え子たちと4か月以上かけて作った。すぐ隣には自家製のいろり付きバーベキューハウスも完備。“秘密基地を作りたい!”・・子供の頃の夢を、60歳を過ぎて叶えた。
大森さんのもとには、いろいろな人がやってくる。ツリーハウスの上では淹れたてのコーヒーとお菓子を味わい、バーベキューハウスでは、ワイルドな雰囲気でアウトドア料理を堪能。遊び心のあるもてなしに、訪れた人たちは自然と笑顔になり、心を開く。地域の子供たちに見せるため、ボランティアで行った生物採集では、川やため池で作戦を考えながら、夢中になって魚を獲る大森さんの姿があった。
歳だからと言ってあきらめない、大森流“幸せに生きる極意”に迫る。
(制作:RKB毎日放送 / ディレクター:下野 美由紀)
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