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~目指すは九州一! 若手花木農家の挑戦~

ビジネス

生け花やフラワーアレンジメントに使われる「花木」を生産する農家、安田一平さん(33)。
後継者不足が叫ばれる中、4年前に自分の会社を興した期待の若手農家だ。花木農家である父と、生け花を教える母の間に生まれた安田さんは、小さな頃から花木に囲まれて育ち、高校生の時に、「花木を仕事にする」と決意。生産技術や経営について東京の大学で学ぶ傍ら、ホテルの生花店で働き、フラワーアレンジメントの技術にも磨きをかけた。生産者でありながら、利用する側の華道家の気持ちも理解していることが安田さんならではの強み。華道家からの信頼も厚い。安田さんは、SNSを通しての商品販売や、若手農家との意見交換会など、積極的に仕事の幅を広げている。全国の若手農家が集まる会合で発表したビジネスプランが最高賞を獲得するなど、その柔軟な発想が評価されている。
将来的には若者を雇用し、花木農業を次世代へと繋いでいきたいと考えている。植えてから収獲まで数年かかる花木農業。先を見越して農地を開拓し、1株1株、苗を植え付けていく。今は事業の土台作りの時期だ。自らの将来をしっかりと見据え、目標に邁進していく若手農家の奮闘を追った。
(製作:RKB毎日放送 /小畠 健太 )

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