大分県宇佐市にある「母の家」。営むのは助産師の宇留嶋美弥さん(48)です。産前産後のママたちにココロとからだのケアをおこなっています。25歳で助産師の道を歩み始めた宇留嶋さん。病院で勤務をする中であることに気づかされます。それは「出産を終えたママたちは実は家に帰ってからの方が悩みが多い」ことを…。
「地域のママたちに子育てのスキルを伝え、癒やしを与えたい」。宇留嶋さんは32歳の時、自宅で助産所を開業。2018年に築100年の古民家を借り「母の家」をオープンさせました。地域における助産師としての活動はもちろん、ワークショップを開いてママたちのコミュニケーションの場を作ったり、家事サポートや子ども服のリユース、託児サービス、快適な分娩衣の開発など、ママたちが喜ぶ支援をおこなったりしています。また宇留嶋さんは思春期の子どもたちへの性教育にも熱心に取り組んでいます。
2015年、仲間とともに「いのちを伝える応援団」を結成。演劇を交えながら楽しくまじめに“性”について伝えています。地域に寄りそう助産師として多くの女性のために尽力する宇留嶋さんのこれからの夢とは…。
(製作:OBS大分放送 / 藤澤真由美)
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