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ダーツ世界一は薩摩おごじょ!

松本恵さん(28)は鹿児島県唯一の女性ダーツプロ選手。ダーツカフェに勤めながらPERFECT(プロダーツトーナメント)に参戦している。8年前になじみの店でダーツを始め、その後、出場するダーツ大会で次々と優勝。その活躍は留まることを知らず、現在は前人未到の3年連続日本一の女性王者だ。去年出場した世界大会でも最優秀選手にも選ばれた。

練習では意外にも「狙わない」を意識する。ダーツで勝敗を分けるのは集中力。気持ちをベストの状態に持っていけるかが大切だ。狙い過ぎることで心のバランスが崩れスランプに陥ったことから、この練習法を取り入れた。そんな彼女を支える最大の武器は「バレル」という投げる時に持つ金属部分。バレルによって、溝、重さ、重点、長さが全て異なる。松本さんは試行錯誤の上、自分だけのバレル「MEG使用」を開発した。携わったのはバレルデザイナーの高口清隆さん(45)。トッププレーヤーの投げ方、持ち方、腕のふり、力加減などを徹底的に研究して製作している。

3月には香港で世界大会が開催。松本さんが狙うのはズバリ世界一。番組では彼女の強さの秘密とダーツへの情熱を描く。

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