博多や久留米など全国有数のラーメンどころ福岡県は、小麦の生産量が全国2位。だがラーメン用小麦は輸入品がほとんどだ。「福岡のラーメンに福岡の小麦を使いたい!」。この発想から始まった「ラー麦プロジェクト」には、人々の熱い思いが詰まっている。
そもそも福岡の小麦はラーメンにむいていない。たんぱく質が少なくコシが出ないのだ。なら、たんぱく質の高い小麦に品種改良するしかない。挑戦したのが福岡県総合農業試験場の古庄雅彦研究員(55)のチーム。製粉会社の協力なども得て、新種「ちくしW2号(登録名・ラー麦)」を開発した。
デビューして4年のラー麦、評判は上々だが、ある問題が出ている。
福岡の麦を知ってもらいたいと長年奔走してきたJA全農ふくれんの田中龍彦さん(53)は、問題を解決しラー麦を広めるために奔走。「博多あまおうや夢つくし・元気つくしのようなブランドに育てたい」と農家の小金丸満さん(55)も頑張っている。
そもそも福岡の小麦はラーメンにむいていない。たんぱく質が少なくコシが出ないのだ。なら、たんぱく質の高い小麦に品種改良するしかない。挑戦したのが福岡県総合農業試験場の古庄雅彦研究員(55)のチーム。製粉会社の協力なども得て、新種「ちくしW2号(登録名・ラー麦)」を開発した。
デビューして4年のラー麦、評判は上々だが、ある問題が出ている。
福岡の麦を知ってもらいたいと長年奔走してきたJA全農ふくれんの田中龍彦さん(53)は、問題を解決しラー麦を広めるために奔走。「博多あまおうや夢つくし・元気つくしのようなブランドに育てたい」と農家の小金丸満さん(55)も頑張っている。
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