
世界の水を元気にしたい!
世界の水を元気にしたい!と奮闘する会社がある。
長崎市にある会社エビスマリンは、ヘドロやアオコで汚れたダムや貯水池・河川を、“水流”を起こすだけで生き返らせている。「従来の方法が、投薬や手術をする西洋医学だとしたら、うちの装置は自然治癒力を高める東洋医学です」と、語るのは寺井良治社長(51)だ。
ヘドロの沈殿やアオコの異常発生は、水底にたまる葉や土、動物の死骸を分解するバクテリアに酸素が回らないことが原因という。これを取り除くには、化学薬品の散布や水底を掘り取る大がかりな工事が、これまでは一般的だった。これに対し新しい方法は、酸素やオゾンを含ませた大量の水を水中で噴射させ、バクテリアの分解力を回復させるというものだ。これまでで世界の約100カ所で実績をあげている。ところが、この技術に新しい展開が待っていた!それは、目に見えない“あるもの”を流動させることで、私たちの足元にある空間を浄化するというのだ。
その“見えないもの”とは一体、何なのか。しかも、この技術は、世界が待ち望んでいる技術という。
“社運を賭けた”この流動を起こす新しい技術の行きつく先はどこなのか!?