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小さな島のオリーブ畑

表参道や丸の内、お洒落な東京の女性の間でじわりじわりと人気上昇中のものがある。オリーブの塩漬けだ!お洒落なパッケージとやさしい味が人気の秘密。オリーブと言えばイタリアやギリシャを連想するが、そのオリーブの故郷は長崎県の大村湾に浮かぶ小さな小さな島、竹ノ島だ。

オリーブは昔から平和と再生の象徴。
「みんなの心と心がつながりますように」2004年、想いを込めながら植えたオリーブの木は500本。農薬や化学肥料に頼らず、手間暇かけて大切に育てたオリーブの木は、今、ようやく実をつけるまでになった。そして幸せをおすそ分けするためにオリーブの実を塩漬けにして、家族で販売し始めたのは一年前の事だ。木を植えたのはお父さん、塩漬けをするのはお母さん、企画と料理は2人のお嬢さん。長崎の穏やかな海風に吹かれながら育ったオリーブはほっこり幸せの味がする。例えば、炊き立ての○○とオリーブは意外や意外、ベストマッチ!何がオリーブと合うのかは、番組を見てのお楽しみ。

長崎で育ったオリーブには、その味を生かした食べ方があるはず・・・と、新感覚のオリーブ料理も続々誕生中。疲れているなら、小さな島のオリーブ畑にでかけよう!世界にたったひとつの癒しの島で、オリーブをつまむと、ほら、笑顔になれるはず・・・。
小さな島のオリーブ畑
住所 長崎県西海市西彼町大串郷字竹ノ島2146
電話番号 0959-27-0253
(島に電話がないので、森の舎楽というお店が問い合わせを受け付けます)
FAX番号など
E-mail info@n-olive.com その他の情報 http://www.n-olive.com

取材後記

井上家のみなさんとのお付き合いはもう10年になります。
まだ若い姉妹が森の中で素敵なレストランをオープンしたと聞き、取材させていただいたのが始まり。

当時から、このご家族には何ともあたたかい魅力があって、ちょうど仕事に疲れ果てていた私は、森のレストランの取材で随分と癒されたものです。

私はそれまで、人生とはひとつの仕事を成し遂げるもの・・・という固定観念がありました。教師なら教師、農業なら農業と人生の仕事はひとつなのだと。ところが、井上家のみなさんは、料理人として立派にお仕事されているのに、助産師の資格を取ろうとされたり、学習塾の先生とヨガの先生を両立したり。それも肩肘はらず軽々と成し遂げていかれる姿に、はっとさせられました。1度の人生、何パーターンも生きられるのだなあ・・・と。

オリーブ作りもそんな流れの中で生まれたようです。10年ぶりの取材、またまた仕事に疲れていましたが、小さな島のオリーブ畑おかげで今回も随分と癒されました。みなさんも小さな島のオリーブを味わってみてください。
なんとも幸せになれるお味です。
担当 NBC 長崎放送 宮路 りか

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