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もったいないが“幸せ”を呼ぶ

長崎県佐世保市。九十九島の海を望む佐世保魚市場
毎日新鮮な魚が並ぶ中に、「もったいない」と呼ばれる魚たちがいます。
通常出荷される魚たちは、サイズごと種類ごとにトロ箱に入れられて出荷されますが、そのトロ箱からあぶれてしまったのが、『もったいない魚たち』。新鮮で食べるのには何の問題もないのに、出荷するのに数が揃わない、小さすぎるなどの理由で、安値で取引されたり、養殖のエサになっていました。
世界的に水産資源の減少が叫ばれる中、そんな魚たちをもっと活かせる方法はないか?
もったいない!と立ち上がったのが金子卓寛さん(41)。魚市場の流通を取り仕切る会社の副社長です。
種類もサイズもバラバラな、もったいない魚たちを使った「もったいない食堂」を市場内にオープン。更にはもったいない魚を使った加工品を提案し、今まで流通しなかった魚たちの新しい販路を開拓しました。
目標は、消費者にもっともったいない魚の存在を知ってもらい、資源を大切にする心を持ってもらうこと。「もったいない」その心で、消費者、生産者、魚たちを幸せにする取り組みをご紹介します。
アクトフォー株式会社 住所 長崎県佐世保市相浦町1563
電話番号 0956-56-7666
その他の情報 http://www.sakanaya3.com/index.phpもったいない食堂 住所 長崎県佐世保市相浦町1563番地 佐世保魚市場ビル内3F
その他の情報
営業時間:朝 6:00~午後 2:00(注文は1:30まで)
長崎県佐世保市。九十九島の海を望む佐世保魚市場。
毎日新鮮な魚が並ぶ中に、「もったいない」と呼ばれる魚たちがいます。

通常出荷される魚たちは、サイズごと種類ごとにトロ箱に入れられて出荷されますが、そのトロ箱からあぶれてしまったのが、『もったいない魚たち』。新鮮で食べるのには何の問題もないのに、出荷するのに数が揃わない、小さすぎるなどの理由で、安値で取引されたり、養殖のエサになっていました。

世界的に水産資源の減少が叫ばれる中、そんな魚たちをもっと活かせる方法はないか?
もったいない!と立ち上がったのが金子卓寛さん(41)。魚市場の流通を取り仕切る会社の副社長です。

種類もサイズもバラバラな、もったいない魚たちを使った「もったいない食堂」を市場内にオープン。更にはもったいない魚を使った加工品を提案し、今まで流通しなかった魚たちの新しい販路を開拓しました。
目標は、消費者にもっともったいない魚の存在を知ってもらい、資源を大切にする心を持ってもらうこと。「もったいない」その心で、消費者、生産者、魚たちを幸せにする取り組みをご紹介します。
アクトフォー株式会社
住所 長崎県佐世保市相浦町1563
電話番号 0956-56-7666
もったいない食堂
住所 長崎県佐世保市相浦町1563番地 佐世保魚市場ビル内3F
その他の情報
営業時間:朝 6:00~午後 2:00(注文は1:30まで)

取材後記

取材後記

もったいない魚と聞いて、最初は売り物にならないような小さな魚を想像していたのですが、取材でお邪魔してびっくり!新鮮で型のいい魚も結構いるんです。ただ、流通させるのに数が揃わないというだけ。本当にもったいない!と心から声が出ました。
佐世保魚市場は、ご夫婦や親子など少人数で漁を行っている漁師さんも多く、十数匹単位で魚を持って来られることもあるそうです。しかし、スーパーに卸すには数も種類も揃わず、どうしても値段が下がってしまう・・・。今回の取り組みは、魚たちの命だけでなく、漁業に従事している人たちを守る取り組みでもありました。
金子さんは最後のインタビューで「漁業の現場を知ってほしい」とおっしゃっていました。知ることで、みなさんの魚に対する意識、資源に対する意識が少しでも変われば、と。
私自身、魚料理というと家で作る(?)のは、焼き魚くらい。もっと魚を食べようと思いました。みなさんが少しずつ意識を変えれば、本当に漁業の未来は変わるはずです!!

担当 NBC 長崎放送 柴田 智恵

もったいない魚と聞いて、最初は売り物にならないような小さな魚を想像していたのですが、取材でお邪魔してびっくり!新鮮で型のいい魚も結構いるんです。ただ、流通させるのに数が揃わないというだけ。本当にもったいない!と心から声が出ました。

佐世保魚市場は、ご夫婦や親子など少人数で漁を行っている漁師さんも多く、十数匹単位で魚を持って来られることもあるそうです。しかし、スーパーに卸すには数も種類も揃わず、どうしても値段が下がってしまう・・・。今回の取り組みは、魚たちの命だけでなく、漁業に従事している人たちを守る取り組みでもありました。

金子さんは最後のインタビューで「漁業の現場を知ってほしい」とおっしゃっていました。知ることで、みなさんの魚に対する意識、資源に対する意識が少しでも変われば、と。

私自身、魚料理というと家で作る(?)のは、焼き魚くらい。もっと魚を食べようと思いました。みなさんが少しずつ意識を変えれば、本当に漁業の未来は変わるはずです!!

担当 NBC 長崎放送 柴田 智恵

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