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世界旅行スタート 丸干しの大変身!

老舗の干物屋がたくさん残っている町、鹿児島県阿久根市。この港町から生まれた丸干しが世界旅行を始めた? 今の若者たちからどんどん忘れられていく日本の食材、丸干し。このままなら丸干しは 日本の食卓から消えてしまうかもしれない。 それを懸念した一人の男が鹿児島にいた。

創業は、昭和14年、昔ながらのこだわりの丸干しを製造している「下園薩男商店」の三代目の常務、下園正博(35)さん。 「若い人にも丸干しを食べてもらいたい」という思いから、がらりとイメージを変えた 新商品を開発し始めた。1年半に渡った試行錯誤の結果、平成25年6月、ついに「旅する丸干し」が発売された。  阿久根から離れた丸干しが向かったのは世界の各国。 マドラス、プロヴァンス、南イタリアまで多岐にわたった旅行の空気を吸い込んで、いよいよ旅行から日本に帰ってきた。

しかも見た目からだいぶ変わった姿で! 果たして、丸干しにどういう変化が起こったのであろうか。 そしてこの丸干しの大変身は、日本、ひいては世界の若者にも受け入れられる変身になれるだろうか。 鹿児島から始まった老舗の丸干し屋が新しい丸干しの魅力を引き出し始める。九州一、世界一の情熱や味に追いかける!

<取材先データ>
会社: ㈱下園薩男商店
担当者:下園正博常務
住所:〒899-1802 鹿児島県薩摩川内市湯田町1013-1
電話:0996-28-0200
HP:「旅する丸干し」専用ページ
http://marusatsu.jp/

取材後記

これどこで買ったの?これマジおいしい!
メッチャかわいい!韓国にいる友達や家族に「旅する丸干し」をプレゼントしたとき、聞いた話しです。
せっかくだから自分が取材したものをプレゼントしようと思って
持っていただけですが、
こういう反応を直接に聞いたら非常にうれしかったです。
 
日本も韓国も同じかと思いますが、韓国でもどんどん 昔からのお店がなくなり、大手企業のチェーンに変わっています。
もちろん一長一短があるとは思いますが…
 
昔から愛されたものにはそれなりの理由が、魅力が絶対あると思います。 それを常に考え、伝統と現代をつなぐ日本の食べ物を作ろうとした下園さんの思いはやっぱりすごかったと思います。
 
余談ですが、韓国でもこういうお店さんをぜひ、探したいです~
 
楽しい取材でした!
 
担当:MBC南日本放送 チョンスヨン

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