熊本市の福田病院は年間約3400人という日本で最も赤ちゃんが誕生している 産婦人科病院。病院内はフィットネス、エステ、レストランを備え、時代を 先取りした医療サービスを次々と取り入れながら最先端の高度周産期医療で 母子の命を守っている。
さらに小児科、不妊治療を行う生殖内分泌外来、更年期外来、臨床心理士に よる相談室など出産にとどまらず女性の一生をサポートしている。 今年で開院110年になる福田病院は当初から産婦人科医療を通して女性の 幸せに貢献するという目的で設立された。当時は貧しい女性のために夜間の無料診療も行っていた。
現在の理事長・福田稠(しげる)さん(71)は3代目として院長に就任した1980年代から、妊婦が気兼ねなく泳げるように病院内にプールを作り、家庭的で温かみのある分娩室、夫立会いのもとでの出産、有機栽培の食材での病院食、そして職員用の病院内保育所など様々な全国初の取り組みに着手、病院の常識を覆す医療サービスを実践してきた。
医療機関としては全国で初めてとなる特別養子縁組のあっせん事業にも取り組んでいる。「女性の人生を幸せにしたい」という福田病院が挑む次世代の産婦人科医療を紹介しながら少子化克服のヒントを探る。
会社名:医療法人社団愛育会 福田病院
担当者:福田 稠 理事長
住所:熊本県熊本市中央区新町2丁目2-6
電話:096-322-2995(代)
HP :http://www.fukuda-hp.or.jp/
さらに小児科、不妊治療を行う生殖内分泌外来、更年期外来、臨床心理士に よる相談室など出産にとどまらず女性の一生をサポートしている。 今年で開院110年になる福田病院は当初から産婦人科医療を通して女性の 幸せに貢献するという目的で設立された。当時は貧しい女性のために夜間の無料診療も行っていた。
現在の理事長・福田稠(しげる)さん(71)は3代目として院長に就任した1980年代から、妊婦が気兼ねなく泳げるように病院内にプールを作り、家庭的で温かみのある分娩室、夫立会いのもとでの出産、有機栽培の食材での病院食、そして職員用の病院内保育所など様々な全国初の取り組みに着手、病院の常識を覆す医療サービスを実践してきた。
医療機関としては全国で初めてとなる特別養子縁組のあっせん事業にも取り組んでいる。「女性の人生を幸せにしたい」という福田病院が挑む次世代の産婦人科医療を紹介しながら少子化克服のヒントを探る。
会社名:医療法人社団愛育会 福田病院
担当者:福田 稠 理事長
住所:熊本県熊本市中央区新町2丁目2-6
電話:096-322-2995(代)
HP :http://www.fukuda-hp.or.jp/
いのち、家族、幸せ、未来。
とてもシンプルなキーワードばかりですが、人生にとって本当に大切なことが取材を通して見えてきました。 理事長、福田稠さんの患者への優しいまなざしがそのことを物語っているようでした。 福田さんは高校時代、アメリカに留学し海外のお産事情を目の当たりにした経験から、 日本が世界から学べることを、いち早く取り入れ変革を起こしてきました。
福田病院は110年間「女性の幸せに貢献する」ことを第一に考え、誠実に医療を続けてきました。
純粋に女性の幸せと向き合ってきた歴史があります。 男性ではなく女性を第一に考えることが、 結果的にこうしたキーワードを大切にできる様々な病院経営を実現できたのだと感じました。
10年前にわずか421グラムで産まれた赤ちゃんが、当時の病院スタッフによる 懸命な支えもあり、奇跡的に一命を取りとめました。
番組でも紹介した10歳の少女、ひよりさんです。
撮影にあたって今回の取材を真剣に受け止め、応じてくれたひよりさん。 「みんなと一緒に暮らせて幸せ」という言葉には、 生まれながらに命の重さと向き合って生きていると痛切に感じました。 お母さんも「当たり前であることがいかに大切なことか、 日々噛み締めながら生きている」と話してくれました。 こうした家族の幸せを守るために、病院としてできること。 常識にとらわれず挑戦し続けてきた積み重ねは 「年間出産総数日本一」という数字だけでは語り尽くせない、 少子化克服のための社会のあり方を教えてくれているように思います。
とてもシンプルなキーワードばかりですが、人生にとって本当に大切なことが取材を通して見えてきました。 理事長、福田稠さんの患者への優しいまなざしがそのことを物語っているようでした。 福田さんは高校時代、アメリカに留学し海外のお産事情を目の当たりにした経験から、 日本が世界から学べることを、いち早く取り入れ変革を起こしてきました。
福田病院は110年間「女性の幸せに貢献する」ことを第一に考え、誠実に医療を続けてきました。
純粋に女性の幸せと向き合ってきた歴史があります。 男性ではなく女性を第一に考えることが、 結果的にこうしたキーワードを大切にできる様々な病院経営を実現できたのだと感じました。
10年前にわずか421グラムで産まれた赤ちゃんが、当時の病院スタッフによる 懸命な支えもあり、奇跡的に一命を取りとめました。
番組でも紹介した10歳の少女、ひよりさんです。
撮影にあたって今回の取材を真剣に受け止め、応じてくれたひよりさん。 「みんなと一緒に暮らせて幸せ」という言葉には、 生まれながらに命の重さと向き合って生きていると痛切に感じました。 お母さんも「当たり前であることがいかに大切なことか、 日々噛み締めながら生きている」と話してくれました。 こうした家族の幸せを守るために、病院としてできること。 常識にとらわれず挑戦し続けてきた積み重ねは 「年間出産総数日本一」という数字だけでは語り尽くせない、 少子化克服のための社会のあり方を教えてくれているように思います。
担当:RKK熊本放送 伊藤 和雄
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