小さな工場の大きな挑戦
1966年に造船関係の機械加工業として創業した信栄工業(長崎市)。 工場用のクレーンなど搬送機器の設計から製作・メンテナンス事業を展開してきた。しかし、従来の事業だけでなく、新しい分野を切り開いていこうと、 2代目社長 樫山和久さん(52)がさまざまな新しい搬送機械の開発に動き出した。
そのひとつが、「階段昇降アシスト手すり」。坂のまち長崎の高齢者や足の不自由な 人たちの階段の昇り降りを手助けする機械を長崎大学との共同研究で開発した。 階段の行き来が楽になったと斜面地の住民に好評だ。動くものならなんでも オーダメイドでつくる樫山さん。今手がけているのは、ホテルの案内ロボット 「コンシェルジュ」。ホテルの利用客を従業員のかわりに客室などに案内するロボットだ。
若者が県内から流出し、人材不足のなか、マレーシアから研修で受け入れた学生も、 ロボットの開発に携わっている。樫山さんの夢は、自社で学んだマレーシアの学生との 共同開発で、、新しい商品を世界に送り込むこと。地域に根ざした試作・開発型企業として 世界も視野に展開する信栄工業・樫山社長の活動を紹介する。
そのひとつが、「階段昇降アシスト手すり」。坂のまち長崎の高齢者や足の不自由な 人たちの階段の昇り降りを手助けする機械を長崎大学との共同研究で開発した。 階段の行き来が楽になったと斜面地の住民に好評だ。動くものならなんでも オーダメイドでつくる樫山さん。今手がけているのは、ホテルの案内ロボット 「コンシェルジュ」。ホテルの利用客を従業員のかわりに客室などに案内するロボットだ。
若者が県内から流出し、人材不足のなか、マレーシアから研修で受け入れた学生も、 ロボットの開発に携わっている。樫山さんの夢は、自社で学んだマレーシアの学生との 共同開発で、、新しい商品を世界に送り込むこと。地域に根ざした試作・開発型企業として 世界も視野に展開する信栄工業・樫山社長の活動を紹介する。
取材後記
樫山社長はいい人です。 取材をお願いしたら、まず、カメラを連れて行く前に、 社長の運転で信栄工業が「仕事」をした場所を 半日かけてくまなくまわり、一つ一つ丁寧に説明をしてくださいました。
その「仕事」は生コンクリートのプラントや県漁連の製氷工場の機械など さまざまでした。たくさんあってどれを取材すればいいのか迷いました。 今回、取材を受けた理由について樫山社長は「私の会社がいろいろやって いることを誰かがテレビで知って、よし、自分たちもやってみようという気に なれば、九州や長崎が元気になるだろうから」と話してくれました。
樫山さんのような経営者が増えれば、長崎は活性化するし、 長崎からもっと元気がでる面白い話を九州・沖縄に届けることができるだろうなと 思いました。
その「仕事」は生コンクリートのプラントや県漁連の製氷工場の機械など さまざまでした。たくさんあってどれを取材すればいいのか迷いました。 今回、取材を受けた理由について樫山社長は「私の会社がいろいろやって いることを誰かがテレビで知って、よし、自分たちもやってみようという気に なれば、九州や長崎が元気になるだろうから」と話してくれました。
樫山さんのような経営者が増えれば、長崎は活性化するし、 長崎からもっと元気がでる面白い話を九州・沖縄に届けることができるだろうなと 思いました。
担当:NBC長崎放送 山田大輔
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