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宅配で買える!パズルカヌー

鹿児島県薩摩川内市の(有)アーキテック。社長の入来院洋一さんと奥さんが二人で営む小さな会社だ。主力商品は2つ。30年以上作り続けている建築模型。もう一つがカヌーキットの「レーザーパズルカヌー」だ。

カヌーキットとは、ベニヤ板を、レーザー加工機で切り出した、プラモデルのようなカヌー。「自分で組み立てる」というだけで、通常のカヌーと変わらず乗ることができる。一般的な競技用カヌーは20万以上するが、こちらは3~4万円と圧倒的に安い。 宅配便で届く手軽さや価格の安さから、ホビーとして楽しむ層の他、学校の教材用として使用されるなど、全国各地で愛用されている。

特に、入来院さんが開発したある仕掛けが理由で都市部に暮らす人々からも人気を博しているという。これまで2000艘以上が販売された「レーザーパズルカヌー」。 その人気の秘密に迫る。
■取材先
会社名:有限会社 アーキ・テック
担当者:入来院洋一(代表)
住所:895-0005 鹿児島県薩摩川内市永利町802-13
電話:0996-25-3859
HP:http://www.synapse.ne.jp/archi-tech/

取材後記

アーキ・テックはもともと住宅販売会社として、入来院さんが脱サラし始めた会社です。
お客さんに、よりリアルにイメージを広げてもらおうと、設計中の建物を手作りで模型に起こしたところ大きな反響があり、気づけば模型制作が本業になりました。

さらに、その模型製作の中で、「よりわかりやすく」とリアルなミニチュアカヌーを仕立てたらまたまた反響が・・・。こうして誕生したレーザーパズルカヌーは、2000艘以上が販売されました。
商品のラインナップは20種類以上。常にアンテナを張り、お客さんの声に耳を傾け続け種類が増えていったそうです。

現在もある新商品を開発中だそう。何でも気になったらまずやってみる。会社のホームページは手作り、さらにユーチューブデビューを目指し動画制作の機材も揃えるなど、68歳の現在も好奇心の赴くまま行動を続ける入来院さん。
今後の展開が楽しみです。

担当:MBC南日本放送 赤崎英記

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