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どこでもおいしい!最先端のコーヒーミル

ちょっと一息つきたいとき、キャンプや登山のお供に。鹿児島県霧島市の工場で作られた手動のコーヒーミルが、日本全国、そして海外のコーヒー好きから支持を集めている。

一番の売りは独自の技術で作ったセラミック製の刃。効率よく豆が挽けるこだわりの形状だ。セラミック製の刃は金属の刃に比べると、金属臭がなくコーヒー豆そのものの風味を楽しむことができる。また、摩耗しにくく錆びる心配もないため長く使えるのも特徴だ。さらに、細引きから粗挽きまで16段階も調節ができたり、分解して水洗いができたりと、使う人のことをとことん考えて作られている。

開発のリーダー的存在が、ジャパンポーレックス株式会社の金澤和彦さん(63)。モノづくりの楽しさに惹かれこの道40年以上。「世の中に存在しないものをつくる」をコンセプトに日々研究を続けている。
持ち運びのしやすさにもこだわったコーヒーミルは、ハンドルが取り外し可能。耐久性を追求した結果、令和2年度九州地方発明表彰で最高賞の文部科学大臣賞を受賞した。

日本全国、そして海外40か国で販売される人気のコーヒーミル。検品・組み立ては全て手作業。従業員30名、小さな会社の最先端のモノづくりを追う。
取材先:ジャパンポーレックス
住所:鹿児島県霧島市横川町上ノ1800
担当者:金澤和彦さん
HP:http://www.porlex.co.jp/

取材後記

今回番組でご紹介したジャパンポーレックスのコーヒーミル。
私も実際に使ってみましたが、とても挽き心地なめらかで使いやすい!
見た目もシンプルなデザインでおしゃれです!

開発をしている金澤さんや、組み立て・検品の女性スタッフのみなさんはとても仲良し。
コーヒーミルはもちろんですが、みなさんのアットホームな雰囲気も魅力のひとつだなと感じました。

金澤さんはじめ、日々、研究・開発を続ける技術者。機械では行き届かない、細部に気を配りながら製品を完成させる女性スタッフたち。
メイドイン鹿児島のコーヒーミルを通して、みなさんの職人魂をぜひ感じていただきたいです。

(MBC南日本放送 / 江藤智恵)

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